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10月24日(水) 臨時国会開幕を前に沖縄で始まった自民党と公明党の崩壊 [選挙]

 今日から臨時国会が始まりましたが、その開幕を前に沖縄で始まったようです。政党としての自民党と公明党の崩壊が。
 県知事選、豊見城市長選、那覇市長選と、沖縄で実施された地方選挙が野党系の3連勝に終わりました。しかしそれ以上に注目されるのは、県知事選と那覇市長選での得票差の大きさです。

 とりわけ那覇市長選で当選した城間さんと落選した翁長さんの得票差は、ほとんどダブルスコアになりました。投票率は48.19%でその低さも注目されましたが、自民党支持者の多くが投票所に足を運ばなかったからではないでしょうか。
 地元では、「こうも簡単に見捨てるのか」という声が上がっているそうです。政府・与党は劣勢を見越して立候補を辞退するように翁長候補に圧力をかけたといううわさも流れています。
 安倍政権は選挙戦に配慮する姿勢を示すこともなく、選挙終盤の17日に名護市辺野古の埋め立て承認撤回への対抗措置を打ち出すなど、県民の心を逆なでするような暴挙に出ました。「人海戦術が持ち味の創価学会員の姿が見えなかった」(県連関係者)そうで、公明党の締め付けも力を失ったように見えます。

 すでに県知事選でも、自民党や公明党では支持層離れが始まっていました。期日前投票の出口調査によれば、自民党支持者の2割、公明党支持者の3割が玉城候補に投票し、無党派層では7割もの人が玉城候補を支持したというのですから。
 今回の那覇市長選では、自民党支持者の多くが政府・自民党の対応に嫌気がさして棄権したように思われます。選挙が終わってから、自民党の国場沖縄県連会長が辞任しましたが、沖縄自民党の崩壊を象徴する出来事だったように思われます。
 公明党も深刻な状況に直面しました。県知事選や那覇市長選で創価学会信者の有力者が公然と三色旗を掲げて反旗を翻したからです。

 自民党が苦戦しているのは沖縄だけではありません。沖縄での勝利は本土の野党勢力を励まし、その流れが波及し始めています。
 10月14日の千葉県君津市長選と21日の兵庫県川西市長選でも与党系の候補が敗れました。京都の大山崎町長選では、共産党だけに支援された新人候補が、自公の与党だけでなく立憲民主や国民民主に支援された現職町長を破るという「奇跡」が起きています。
 今度の日曜日(28日)は新潟市長選の投票日ですが、ここでも野党支持の小柳候補が猛烈に追い上げています。沖縄の勢いを受け継いで、何としても勝利していただきたいものです。

 今日、臨時国会が始まって新たな与野党の論戦の火ぶたが切られました。その幕開けに際し、地方選での敗北が連続すれば安倍首相にとっては大きな打撃となることでしょう。
 「選挙の顔」としての安倍首相に不安が高まることになります。新たに選対委員長となった甘利さんの調整力にも不信感が高まります。
 第4次安倍改造内閣は暗雲漂う中での船出となりました。大きな政治の嵐を巻き起こし、早々に難破させたいものです。

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10月1日(月) 県知事選で示された沖縄の民意を実現するためには安倍政権を打倒しなければならない [選挙]

 沖縄県知事選での玉城候補の歴史的な勝利から一夜明けました。でも、まだ興奮と喜びが冷めやらないという気分です。
 この勝利は、沖縄県民の勝利であるだけでなく、全国から駆け付けて支援したすべての人々の勝利でもあります。以下に見るように、その差は8万174票という圧倒的なものでした。

玉城デニー 39万6632票
佐喜真 淳 31万6458票

 この玉城候補が獲得した「39万6632票」は、沖縄県知事選での「過去最高の得票数」だそうです。つまり、「辺野古に新基地はいらない」という沖縄県民の民意がこれまでで最も多くの票によって、明確に示されたということになります。
 安倍政権が菅官房長官、二階幹事長、小泉進次郎議員などを総動員し、官房機密費などの金をどれほどバラマキ、連立相手の公明党が6000人とも言われた創価学会員を本土から送り込んでも、「辺野古に新基地はいらない」という民意を変えることはできませんでした。
 この民意を尊重することこそ民主主義のあるべき姿にほかなりません。辺野古での新基地建設を直ちにストップするべきです。

 この辺野古での基地建設を普天間飛行場返還の条件とすることも間違っています。普天間飛行場は直ちに、無条件で閉鎖し返還されるべきです。
 新基地建設は完成まで10年以上かかり、今回の選挙結果でさらに遅れる可能性が出ています。それを返還の条件にすれば、完成までの10年以上も普天間飛行場の返還を待たなければなりません。
 しかも、完成した新基地は100年間も使用可能だと言われています。東アジアの情勢変化と沖縄周辺の緊張緩和・平和構築への動きが進んでいる下で、他国を攻撃して侵略する部隊である米軍の海兵隊に5000億円もかけて新しい基地をプレゼントする必要があるのでしょうか。

 今回の選挙では、辺野古での新基地建設や普天間飛行場の返還問題とともに、民主的な選挙のあり方や与党が編み出した「勝利の方程式」も大きな争点になりました。「辺野古での新基地建設の是非」という最も重要な争点についての態度を明らかにせず、政策も示さずにひたすら当選を目指すような「争点隠し選挙」自体が有権者の審判を受けたという点も注目されます。
 安倍政権はカネと利益で誘導し、徹底した組織戦で締め上げながら事前投票で囲い込めば勝てると考えたのでしょう。しかし、このような力づくで屈服させようという強権的な選挙戦術は、かえって県民の反発を買い、逆効果だったのではないでしょうか。
 こんなやり方は、もう通用しません。これからの「選挙イヤー」に向けて、政権側は選挙戦術の見直しを迫られ、逆に野党側は市民と野党との共闘こそが真の「勝利の方程式」であり大きな威力を発揮できるということを学んだのではないでしょうか。

 沖縄での基地問題を根本的に解決するためには、県民や国民の立場に立って米政府と真正面から交渉できる政権を樹立しなければなりません。一刻も早く安倍政権を打倒し、野党連合政権を打ち立てるための準備を着実に進めることこそ、沖縄の民意に添い今回の選挙結果を有効に生かす道なのではないでしょうか。

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9月30日(日) 沖縄県知事選でのデニー当選で始まった巨大な新しい政治革新へのうねり [選挙]

 昨日、香川県での講演を終えて、そのまま東京に帰ってきました。台風の襲来に備えての早期帰京です。
 それに、沖縄の県知事選挙の結果も気になりました。自宅にいて、この結果がどうなるかを注目していたいと思ったからです。

 その沖縄県知事の選挙です。午後8時の投票が締め切られた直後に当選の報が飛び込んできました。事前投票の事前調査や今日の投票の出口調査などによる速報だったと思います。
 こんなに早く、嬉しいニュースが飛び込んでくるとは思いませんでした。それだけ、玉城デニーさんの優勢がはっきりしていたということでしょう。
 最終的な票差や各地での得票状況はまだ分かりませんが、デニーさんは全県くまなく得票し、圧勝したのではないでしょうか。

 この選挙結果は、辺野古の新基地建設と普天間の飛行場の閉鎖撤去をめぐる今後の推移を大きく左右することになります。新基建設をストップさせ、普天間基地を返還させる大きな力となることでしょう。
 それだけでなく、沖縄の経済振興など翁長さんが始めていた新時代を切り開く施策が継続されることにもなります。草葉の陰で、翁長さんも喜んでいるにちがいありません。
 私も、そのお手伝いができて、嬉しい限りです。あの暑い中、デニーさんの当選を後押しするために沖縄に行って、道半ばで急逝された翁長さんのかたきを討つことができました。

 今回の沖縄県知事選でのデニーさんの当選は、巨大な新しい日本の政治革新の始まりです。9月22日の新都市公園での集会に参加して、もし選挙で勝てば、日本全体の新時代の始まりはこの公園での集会ではないかと思いました。
 その集会では、デニーさんも翁長夫人も心に響く琴線に触れる感動的な演説をしました。その翌日、県庁前で小泉進次郎さんが駆けつけた青年集会での佐喜真陣営の演説は、どれも県民所得を増やすとか携帯電話の料金を4割下げるとか金銭の話に終始しました。
 「琴線」対「金銭」のたたかいです。負けるわけはないと、このとき確信しました。

 安倍首相は真っ青でしょう。ザマア見ろ、です。
 3選などしない方が良かったと思いたくなるようなイバラの道が今日から始まったのです。嫌になったら、いつでも辞めていいんですよ。
 3選された安倍首相に最もやって欲しいことは「辞めて欲しい」というのが、世論調査の結果なのですから。できるだけ早く、この期待に応えてもらいたいものです。

 来年7月の参院選までの1年間は、「選挙イヤー」と言われるほど選挙が続きます。地方選でも統一地方選挙でも、そして参院選でも、この緒戦での野党連合の勝利を継続させていくことが必要です。
 臨時国会での論戦も含めて安倍首相を追い込み、政権の座から追い出しましょう。沖縄で、その勝利の行軍に向けての烽火が上がったのですから。

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9月26日(水) 選挙とは争点への態度を明らかにし嘘をつかずに正々堂々とたたかうものだ [選挙]

 沖縄での県知事選挙が注目されています。その選挙で最大の争点となっている辺野古での新基地建設に対する態度を明らかにせず、「携帯電話4割値下げ」などできもしない公約を掲げている方がおられます。
 別名「詐欺魔」さんという方です。「隠す、ごまかす、うそをつく」という選挙のやり方まで、安倍首相から伝授されたのでしょうか。
 争点を隠さず、逃げ隠れせず、ウソをつかずに、正々堂々と戦っていただきたいものです。辺野古の海がどうなるのか、沖縄と日本の将来をどうするのかが問われている重要な選挙なのですから。

 この候補が主要な公約の一つにしているのが「携帯電話4割値下げ」です。23日に沖縄県庁前で開かれ、自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長らも参加した“青年街頭演説会”で、公明党の三浦信祐青年局長(参院議員)は、携帯電話料金の家計に占める割合が大きい現状を指摘し、「携帯料金を4割削減させる声を沖縄の青年から上げて、国を動かす仕事を、さきま候補にやってもらおう」と訴えていました。
 ポスターにも大きく「携帯電話の料金(電話代やパケット代)を4割削減させます」と書かれています。しかし、そんな権限は知事にはなく、「フェイク公約」であったことが明らかになりました。
 『琉球新報』9月25日付の「ファクトチェック フェイク監視」欄は「沖縄県知事選 公約「携帯料金を削減」→ 知事や国に権限なし」として、次のように報じています。「携帯電話会社など通信事業者を所管する総務省によると、携帯電話料金を引き下げる法律や国の権限はなく、地方自治体の長である知事にも権限はない。」

 このような選挙への取り組み方自体が、大きな争点となっています。もっと正直に誠実に、自らの考えや政策を隠したり誤魔化したりせずに、正々堂々と支持を競い合えないのでしょうか。
 このような「フェイク公約」や「争点隠し選挙」を「勝利の方程式」などと言って常用し、有権者が争点や政策について十分理解する前に「事前投票」へと動員して投票させるようなやり方は、民主的な政治制度である選挙を歪め、行政や議会の存立基盤を掘り崩すことになります。これについて、『しんぶん赤旗』2018年9月23日付に私の談話が出ていますので、参考までに紹介しておきましょう。

 「期日前投票 自民党本部が主導
  争点隠しも問われる

 沖縄県知事選(30日投票)で、自民党本部が、関係者を通じて各種中央団体に、期日前投票者数の報告を求めている問題について、五十嵐仁法政大学名誉教授は、次のように話しています。

 選挙は本来、候補者が最大争点について理念や政策を明らかにして、有権者が選択するものです。沖縄県知事選で言えば、辺野古新基地の是非がそれに当たります。
 しかし、佐喜間陣営は辺野古推進の本心を偽り、政策を明らかにしていません。これは安倍政権一流のやり方=「隠す・ごます・うそをつく」の3拍子が地方選挙にまで及んでいることを示しています。
 政策を隠して有権者に選択肢を与えず、期日前投票に動員するやり方を「勝利の方程式」などと正当な手法のように言っていますが、当選すれば何をしても良いというやり方でいいのか、県民の判断が問われています。」


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9月25日(火) 沖縄県知事選挙支援の全国革新懇集中行動期間を終えて帰京した [選挙]

 昨晩、東京に戻ってきました。沖縄県知事選挙支援の全国革新懇集中行動期間(9月21~24日)を終えての帰京です。
 沖縄は燃えています。まだ真夏のような太陽が照り、ジリジリとした焼けつくような日差しを浴びての過酷な選挙支援活動でした。

 私は、全国革新懇の代表世話人として、牧野富夫日大名誉教授と行動を共にしました。全国から駆け付けてきた革新懇の皆さんにお会いし、激励したりされたりという毎日でした。
 講演などでお世話になったりお会いしたりした方が各地におられます。それらの方との懐かしい再会や邂逅もありました。
 集会への参加、選挙事務所への訪問と激励、工事が中断されて本来の美しい姿を取り戻した辺野古の海と大浦湾の現地調査、宣伝カーやハンドマイクでの演説、事務所でのビラ折など、連日の行動に加わりました。私にとっては貴重な「参与観察」の機会となりましたが、その一端を全国革新懇事務室が発行している『革新の風』FAXニュースで紹介しましょう。

 なお、私は個人的に集めたカンパ30万円を仲山さんに手渡しました。この時、全国の仲間もカンパを持参して仲山さんに手渡しましたが、この時渡されたカンパの合計が162万円に上ったそうです。

*『革新の風』FAX ニュース683号、2018年9月22日付
 全国革新懇と沖縄革新懇は21日、沖縄知事選勝利交流決起集会を那覇教育会館で開催し、会場いっぱいの101人が参加しました。全国から現地支援に駆け付けている各地の革新懇とオール沖縄のみなさんが交流し、知事選必勝へむけ決意を固め合いました。
 仲山忠克沖縄革新懇代表世話人は開会のあいさつで「民主主義否定の勢力に県政を渡すわけにいかない。安倍政権の戦争する国づくりは辺野古新基地づくりがその中心に座っている。勝利のために頑張りましょう」と訴えました。オール沖縄1区の赤嶺政賢日本共産党衆院議員は「翁長さんの命をかけた新基地建設阻止の遺志を継ぐデニーさん勝利のため全力をあげよう」と訴えました。仲里利信玉城デニー選対本部長が「基地を無くしてこそ沖縄の経済は発展する」と訴え。金城徹ひやみかちうまんちゅの会副議長は「翁長知事も仲里さんも私も自民党だった。翁長さんは那覇市長の時、市民の負託を受けた市長としてどんどん変わり、基地問題でお互いに罵り合うのでなく革新の皆さんと手を取り合う必要があるといって基地増設に反対した。我々が頑張らなければ日本は変わらない。デニーさん勝利めざし懸命に頑張ります」。五十嵐仁全国革新懇代表世話人は、「亡き知事の無念を晴らすために玉城デニーさんの勝利を断固勝ち取りましょう」。次いで五十嵐さんら約20名がカンパを仲山さんに手渡しました。小田和川義和全労連議長、瀬長和男沖縄統一連事務局長が報告。
 全国から支援に駆け付けた革新懇から、東京革新懇、革新・愛知の会、大阪・河南地域革新懇ネットワーク、革新岡山の会、大阪国公革新懇が発言し、活動を交流しました。投票日30日まで現地支援を続ける革新岡山の会の氏平長親事務局長は「勝利へ向けて思い切りやる。投票日前日までにビラまききで20万歩あるき続けます」と決意表明しました。牧野富夫全国革新懇代表世話人は閉会のあいさつで「最後の最後まで力を出し切りましょう」と訴えました。宮城達沖縄革新懇事務局長の音頭で団結ガンバローを全員でおこないました。


*『革新の風』FAX ニュース684 号、2018年9月23日付
 革新懇、ひやみかちうまんちゅの会を激励訪問
 全国革新懇の牧野富夫、五十嵐仁両代表世話人と沖縄革新懇の仲山 忠克代表世話人、宮城正事務局次長は 22 日、「ひやみかちうまんちゅの会」 (選挙事務所)を訪 れ、激励・懇談し、デニ ー勝利にむけてがんばろうと話し合いました。 応対した金城徹副議長、 松田寛事務局次長は、全国からの熱い支援に感謝。「がんばれば、この1週 間で追いつき逆転勝利できるところに来た」 、「本当の保守の人は心を痛めている。勝利しないと沖縄の未来は基地要塞の島になるが、こんなことは望んでいない。 県民多数の心に訴えてゆく」などと話しました。 「菅官房長が何度も来ること自体、辺野古押し付けのねらいが見え見えだ」(牧野氏)、「朝鮮半島の激動からも辺野古新基地がいよいよ道理がないことが明確になっている」 (五十嵐氏)など話し合いました。

*『革新の風』FAX ニュース685号、2018年9月24日付
 ☆できることをやり尽くし、新たなドラマの幕を開こう
 全国革新懇代表世話人 五十嵐 仁さん
  「沖縄に来て、多くの出会いがあり、感動に心が揺さぶられました。こんな選挙もあったんですね。オレンジ色のフロートが撤去された辺野古の海の青さも心にしみました。
 できることをやりつくす。悔いを残さないために。そうすれば新たなドラマが幕を開くに違いありません」

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9月20日(木) 県知事選挙での玉城デニー当選を目指して支援カンパ30万円を手土産に明日から沖縄に行く [選挙]

 明日から24日まで、沖縄に行きます。激しくたたかわれている県知事選挙で玉城デニー候補の当選を勝ち取るべく選挙の応援に行きます。
 私の応援がどれだけ役に立つか分かりませんが、この間に集めた支援カンパは確実に役立つでしょう。講演会や集会などでの訴えに応えていただき、何と30万円もあつまったのですから。

 「県知事選挙の応援に行かずばなるまい」と思ったのは、6月に沖縄を訪問した際、沖縄革新懇の仲山事務局長に「知事選の時には、また応援に来ますから」と約束したことも大きな理由の一つでした。この約束を守らなければならないと思いました。
 手帳を見たら、全国革新懇の集中支援期間として設定された9月21~24日のスケジュールが空いています。これは、「沖縄に行け」という「天の声」にほかならないと思ったのです。
 しかし、手ぶらで行くわけにはいきません。個人的に県知事選挙支援のカンパをお願いし、集まったお金をもって沖縄に行こうと考えました。

 ということで、9月に入ってから行われた講演会や集会などで、カンパをお願いしました。どれだけの金額が集まるか不安もありましたが、カンパ袋を手作りして会場で回しました。
 その結果、集まったのが30万円です。端数は、私の方でカンパを追加して切れの良い金額にまとめました。
 小金井市民連合、全国革新懇代表世話人会、治維法国賠同盟関東ブロック会議、久喜革新懇、平和・くらし・環境八王子学術文化の会、ノーウォー八王子アクション、東京革新懇代表世話人会などでカンパに応じていただいた皆さんに感謝いたします。カミさんも周りの友人や知人からカンパを集めてくれました。

 このお金をもって、沖縄に行きます。何としても、玉城デニーさんの当選を勝ちとり、道半ばで急逝された翁長さんの無念を晴らしたいと思います。
 6月に沖縄を訪問した時に海上から見た、美しい辺野古の青い海を守りたいと思います。必要性も根拠も不明確で無駄な工事をストップさせるために、沖縄の皆さんと共に反対の声を上げてくるつもりです。
 新基地建設を無理強いしている安倍政権の推薦を受け、本人も辺野古の基地建設を進めるつもりでありながら、選挙で勝つために本心を隠し嘘をついている不正直で不誠実な自公維推薦候補に負けるわけにはいきません。10年以上もかかる辺野古での新基地建設を普天間基地移設の条件にするというのでは、普天間基地の撤去まで10年以上も待てということになるではありませんか。

 今日、自民党の総裁選挙の結果が出ます。恐らく、安倍首相が3選されるでしょうが、沖縄県知事選挙の結果はその10日後に出ることになります。
 もし、玉城デニー候補が当選すれば、船出したばかりの安倍首相に大きな打撃を与えることができます。新しいポスト安倍に向けての政治変革の出発点となるにちがいありません。
 安倍首相の悔しがる顔が見たいものです。そうなることをめざして、沖縄に行ってまいります。

 なお、沖縄に行っている間、このブログはお休みさせていただきます。再開は25日以降ということになりますので、ご了承いただければ幸いです。

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9月16日(月) 正直さや誠実さに欠け差別と分断を持ち込む政治家が首相や知事であっても良いのか [選挙]

 現在、2つの選挙がたたかわれています。自民党の総裁を選ぶ選挙と沖縄の県知事を選ぶ選挙です。
 この2つの選挙の性格は全く異なっていますが、そこで問われていることは共通しています。正直さや誠実さに欠け国民や県民に差別と分断を持ち込むような政治家が首相や県知事であっても良いのかということです。

 本来、選挙というものは、自らの政治信条や政策を明らかにして対立候補との違いを示し、有権者の支持を競うものです。その前提となるのは、自分が何を考え、どうしようとしているのか、包み隠さず正直に示して有権者の疑問に誠実に答えることです。
 しかし、自民党の総裁選挙でも沖縄の県知事選挙でも、このような前提が崩されています。崩しているのは、総裁選では安倍首相、県知事選では自公維推薦の候補です。
 安倍首相は対立候補である石破さんとの政策論争を避け、意見を戦わせる機会をできるだけ少なくしようとしています。沖縄県知事選の自公維推薦候補は最大の争点である名護市辺野古での米軍新基地建設への見解を明らかにしていません。

 自民党の総裁選挙で、安倍首相は国会議員票の大半の支持を確実にし、3選は間違いないと言われています。だから、政策論争に引き込んで党員票の獲得に活路を見出そうとしている石破さんを利するようなことを避けていると見られています。
 沖縄県知事選挙で、自公維推薦候補はこれまでのやり方を踏襲しようとしています。名護市長選挙などで行われ、効果があったとされる「争点隠し」の選挙です。
 どちらも「勝つために手段を択ばない」という卑劣で卑怯極まりないやり方です。重要な争点についての態度を明確にして政策を競い合うという選挙の前提が、ただ勝つためだけの方策によって崩されてしまっているからです。

 今年前半の通常国会で示されたのは、国会審議の土台となる公文書や重要な情報が隠され、答弁が嘘であったり歪められたりして議会制民主主義の前提が崩されているという危機的な状況でした。今また総裁選や県知事選において勝利が最優先され、選挙の前提が崩されているという危機的な状況が生じています。
 もう一つの危機は、安倍首相や自公維推薦候補によって、公然と差別や分断が持ち込まれようとしていることです。安倍首相は国民が望んでもいない9条改憲を持ち込むことによって、自公維推薦候補は県民の多くが反対している辺野古での新基地建設を事実上黙認することによって、世論を分断し差別を固定化しようとしています。
 その結果、失われるのは政治への信頼であり正しい選択です。いずれも、政治がよって立つ土台であり、その土台が失われようとしていることになります。

 こうして、自民党の総裁選や沖縄の県知事選において、最も重要な新たな争点が浮上することになりました。「隠す、逃げる、ウソをつく」という「安倍方式」によって政治への信頼を失墜させたような人にさらに3年間も政権をゆだねても良いのか、正直に本心を語らず最大の争点である辺野古新基地建設への態度を隠したまま票をかっさらおうとしている不誠実な候補者に県政をゆだねても良いのかということです。
 つまり、現在たたかわれている2つの選挙では、政策以前の政治や行政、選挙に取り組む基本的な姿勢が問われていることになります。正直さや誠実さに欠け国民や県民に差別と分断を持ち込むような政治家が、首相や県知事であっても良いのかという根本的な問題が。


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9月1日(土) 沖縄県知事選での玉城デニー「オール沖縄」候補の当選を目指して応援に行く [選挙]

 沖縄県の翁長雄志知事の死去に伴う9月13日告示、30日投開票の知事選で、自由党幹事長の玉城デニー衆院議員は県政与党や労働団体などでつくる「調整会議」の要請を受け、29日に翁長さんの後継候補として立候補することを正式に表明しました。自民、公明両党に日本維新も推薦する日本会議の正会員だった佐喜真淳前宜野湾市長がすでに出馬表明しており、選挙戦が本格的に始まることになります。

 すでに、8月21日のブログでも書いたように、急逝された翁長県知事と私とは67歳の同い年で同学年、翁長さんは学部で私は大学院で学んだ法政大学の同窓生になります。私は、大学院を出た後も法政大学の付置研究所である大原社会問題研究所で勤務しました。
 そのような縁のある私としても、道半ばで急逝された翁長さんの無念は他人事とは思われません。8月22日の新宿駅西口での街頭演説でも「私自身、翁長知事のご逝去を追悼するとともに、道半ばで倒れた無念を我がものとし、その志を受け継ぐ覚悟と決意を明らかにさせていただきたいと思います」と、決意を表明させていただきました。6月に沖縄に行ったとき、仲山事務局長をはじめ沖縄革新懇の関係者の皆さんに「知事選の時にも必ず応援に来ますから」と約束していましたし。
 ということで、私も9月21~24日、全国革新懇と東京革新懇の代表世話人として応援に行くことにしました。「建白書」の実現をめざして「オール沖縄」候補として出馬を表明した玉城デニーさんの当選を目指して。

 革新懇は9月21日から24日までを集中的な支援日に設定しました。この間の予定を見ると、珍しく空いているではありませんか。これこそ、沖縄に行けとの「天の声」だと思いました。
 選挙も闘いですから勝敗がどうなるかは分かりませんが、しかしできることをせずに悔いを残すことはしたくありません。もちろん、応援に行く以上は絶対に勝ちたい、勝たなければならないと思っています。
 外部からの応援については色々な評価があり、『東京新聞』の特報欄にも書かれているように難しい問題もあるようです。しかし、自民党や公明党は国会議員や秘書などが大挙して沖縄に乗り込むのに、指をくわえて見ているわけにはいきません。一般の人が応援に行ってはならないということはないはずです。

 翁長さんが反対し続けてきた米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について沖縄県は埋め立て工事の承認を撤回し、玉城さんは「翁長氏の遺志をしっかりと引き継ぎ、辺野古新基地建設阻止を貫徹する」と決意を述べ、埋め立て承認の撤回を「全面的に支持する」と強調しました。
 めどが立たない普天間飛行場の返還について「(政府は)実効性のある取り組みをせず、返還が進まない責任を翁長知事になすりつけた。こんな政治の堕落を認めていいはずがない」と安倍政権を批判しました。また、「『県民の生活が第一』という政治を実現していきたい」とも語り、名護市辺野古の新基地建設反対の政策を引き継ぐと同時に、経済や貧困問題にも力を入れる考えを示しています。
 玉城さんは立候補の表明に先立つ28日、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の大塚耕平共同代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の又市征治党首、無所属の会の岡田克也代表とも会談し、野党5党派は支援を確約しました。市民と立憲野党の共闘は翁長さんが県知事選で当選した時の「オール沖縄」から始まりましたが、今回の県知事選でも「オール沖縄」の体制がバージョンアップされて実現したことになります。

 この沖縄県知事選挙の勝敗は、沖縄の未来を切り拓く重要な分かれ道となります。それだけでなく、今後の日本全体の未来を決める大きな分岐点ともなるにちがいありません。
 県知事選挙の10日前の9月20日、自民党の総裁選挙があるからです。私は8月23日付『日刊ゲンダイ』の記事で「総裁選で安倍さんが3選をしても、直後の沖縄県知事選で県民に『NO』が突き付けられる事態になれば、政権が受けるダメージは大きいでしょう。辺野古移設で象徴される強権的な政治手法も問われることになる。『打倒アベ政治』に向けた大きなうねりが生まれるきっかけになるかもしれません」とコメントしました。
 玉城デニー候補の勝利で、そうなることを願っています。そして願うだけでなく、そうするためにこそ、沖縄に行くつもりです。

 なお、今月も以下のような講演が予定されています。お近くの方や関係者の方に沢山おいでいただければ幸いです。

9月1日(土)14時 小金井市前原集会施設:3000万署名推進小金井連絡会
9月9日(日)13時30分 愛甲石田・福元館:治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟関東ブロック会議
9月15日(土)14時30分 久喜市総合文化会館:久喜革新懇
9月27日(木)18時30分 東大阪市立男女共同参画センター・イコーラム:東大阪革新懇
9月29日(土)13時 瓦町FLAG健康ステーション:香川学習協・香川革新懇


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6月11日(月) 大健闘しつつも惜敗した新潟県知事選と県議補選 [選挙]

 惜しかった。勝利まで、もう少しでした。
 昨日、投開票された新潟県知事選と県議補選の結果です。いずれも保革一騎打ちの構図で、大健闘したものの惜敗に終わりました。

 新潟県知事選と県議補選の結果は、以下の通りです。

県知事選挙
 花角英世  546670
 池田ちかこ 509568
 安中さとし  45629

県議補欠選挙・上越市選挙区
 斎京四郎  45718
 平良木哲也 41459

県議補欠選挙・南魚沼市南魚沼郡選挙区
 石坂浩  16267
 樋口秀敏 15637
 
 今回の選挙で、私は5月29~30日に妙高市と長岡市、6月7~8日に上越市に応援に入り、知事選では池田候補、県議補選では平良木(ひららぎ)候補への支持を訴えました。そこでの得票がどうなっているのか、気になりましたので調べたところ、妙高市では7643票対7611票、長岡市では64406票対61348票、上越市では46338票対41398票と、いずれも池田候補の方が多くなっています。
 知事選で獲得していた票がそのまま県議補選での得票になっていれば、平良木さんは当選したはずです。残念ながら、そうはなりませんでした。
 平良木さんは知事選の票を5000票ほど下回ってしまいましたが、相手候補の斎京さんは知事選での票を4000票ほど上乗せしたからです。知事選と県議補選で投票態度を変えた人が5000人前後いたということになります。

 今回の県知事選について、「どの市町村で差がついているのか? 新潟県知事選の得票率と得票数を地図化」という「はる/みらい選挙プロジェクト(情勢分析ノート)」https://note.mu/miraisyakai/n/n7427b6367d55
が分析をしています。詳細はそちらをご覧いただきたいと思いますが、以下のような点が注目されます。

*花角氏の得票率は49.6%、池田氏の得票率は46.2%で、両者の差は3.4ポイント。得票数にして37102票。
*花角氏と池田氏の差のうち17547票が新潟市内の差。特に新潟市中央区で10017票の差がついていることが目を引く。
*12039票の差が佐渡でついている。佐渡は花角氏の出身地で、前回選挙でも森氏がリードしていた。しかし新潟市は米山氏が重点的に得票した地域で、ここで逆転が起きた。
*前回選挙と得票数を比較すると、池田氏の得票数は米山氏を約2万票下回る一方、花角氏は森氏の得票数を8万票ほど上回った。NHKの出口調査によると、前回選挙で米山氏に投票したと答えた人のうち、30%半ばが花角氏を支持した。
*前回と今回の選挙では、長岡と新潟の票の出方が逆になったような感じ。池田氏の出身地にあたる柏崎でも、前回選挙で森氏がリードしていたのが逆転している。
*長岡は票を減らしているが、新潟市内の全域で伸びており、西区、中央区、東区では突出している。

 つまり、池田さんは長岡市と上越市で花角さんを上回ったものの、大票田の新潟市で逆転されたために敗北したということになります。前回の米山票を7割弱しか確保できなかったことがその要因でした。
 原発再稼働への反対票の取り込みも十分ではありませんでした。朝日新聞は「再稼働への賛否に絞った質問でも、反対(65%)が賛成(30%)をダブルスコアで上回ったものの、花角氏は『反対』票のうち37%を取り込んでいた。再稼働問題を争点としない花角氏の戦術が功を奏したことを示している」と指摘しています。
 与党候補が勝利した沖縄の名護市長選と同様の「争点隠し選挙」の「効果」があったということでしょう。またしても、このような卑怯な選挙戦術にしてやられたということになります。

 もう一つの敗因は、脱原発以外の政策が十分ではなかったということかもしれません。これについても、朝日新聞は「投票の際に最も重視した政策は(1)原発への対応(28%)(2)景気・雇用(25%)(3)地域の活性化(18%)(4)医療・福祉(14%)(5)子育て支援(11%)の順だった。 花角氏は『景気・雇用』を選んだ人の70%、『地域の活性化』を選んだ人の63%から得票」していたと報じています。
 また、先に紹介した「はる/みらい選挙プロジェクト(情勢分析ノート)」も、「新しい知事に最も期待する政策を聞いたところ、「景気・雇用対策」が最も多く31%。続いて「原発の安全対策」が24%。「医療福祉の充実」が22%でした」と書いています。
 原発再稼動への態度を曖昧にし、地域振興などを前面に押し出した花角氏の戦術が功を奏したわけです。官僚出身で中央とのパイプを誇り、副知事としての経歴や行政手腕への漠然とした期待があったのかもしれません。

 他方で、両者の差は3.4ポイントという僅差であったことも、同時に見ておく必要があります。県議補選での差も小さく、勝機はあったと思います。
 このような形でほぼ互角の戦いになったのは、市民と野党が共闘したからです。共闘しなければ一騎打ちにはならず、勝機を見出すことは難しかったでしょう。
 適切な争点設定と政策を練り上げれば、与党候補を破ることは可能であること、「活路は共闘にあり」ということは、今回の新潟での知事選と県議補選でも証明されています。現に、同じ日に投開票された東京・中野区長選では、無所属で新人の酒井直人候補(立民・国民・自由・社民推薦、共産支援)が初めて当選し、無所属で現職の田中大輔候補(維新推薦、自民・公明支援)の5選を阻むという大きな成果を上げました。

 新潟県知事選での池田候補も与党支持の候補に肉薄し、安倍首相の心胆を寒からしめるという成果を上げています。当選できなかったのは残念ですが、市民と野党の共闘の力を示すに足る大健闘でした。
 この力をさらに大きく、捲土重来を期すべく前に進んでいきましょう。柏崎刈羽原発をめぐる争点は決着したのではなく、先延ばしされたにすぎないのですから。

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6月10日(日) 新潟県知事選挙と県議補選での野党統一候補の当選を重ねて訴える [選挙]

 注目の新潟県知事選挙、同時に実施される新潟県上越市と南魚沼市での県議補欠選挙の投票日です。これらの選挙の結果がどうなるかによって、新潟県政の進路はもとより日本の将来が決まります。
 これほど重要な選挙は、そうめったにあるものではありません。県知事選と県議補選の全てで野党統一候補が当選すれば、「選挙革命」が起きて安倍首相の命運を断つことができます。

 これらの選挙の最大の争点は、柏崎刈羽原子力発電所の再稼動をめぐる問題です。すでに原子力規制委員会での審査が終わっていますから、地元の首長がOKを出せば再稼働できる段階になっています。
 自民党・公明党丸抱えの候補は態度を明確にしないことによって、沖縄・名護市長選挙のような「争点隠し」に徹しています。しかし、全国で原発再稼働を狙っている安倍政権・経産省・原子力産業・自民党に支援されている事実は隠せません。
 選挙で応援してもらいながら、いざ当選したら原発の再稼動に反対するなどということは不可能だということは小学生にも分かることです。原発の地元である柏崎に生まれ、ずっと原発に反対し続けてきた野党統一候補こそ、再稼動を阻止できる唯一の候補です。

 もう一つの重要な争点は、農業をめぐる問題です。新潟は農業県ですから放射能汚染は致命的ですが、安倍政権の農業政策もこれに劣らず新潟の農業と農家にとって大きな脅威となっているからです。
 「安倍農業改革」とそのための農協(JA)いじめによって、日本の農業と農家、農村は壊滅の危機を迎えています。兼業と小・零細農家を淘汰することによって農地を放棄させ、それを集約して大規模化し、農産物の生産コストを下げて国際競争力のある農業を育成するというのが「安倍農業改革」の目標ですが、そうなると農村コミュニティは維持できません。安倍首相が「農業を守る」とは言っても「農家を守る」と決して言わないのはそのためです。
 安倍政権が多国籍企業の利益のために種子法の廃止やTPP11を強行したのに対して新潟県は種子を守り育成・改良するための種子条例を制定し、農家と農民を守る県政を推進してきました。政府・自民党丸抱えの県知事に、このような農業と農家を守る県政を引き継ぐことができないのは自明です。

 自民・公明に支援される対立候補は、安倍政権や自民党とのつながりを隠すために「県民党」を名乗っています。しかし、この人は運輸省出身の官僚で自民党の二階幹事長が運輸大臣だった時代に秘書官を務め、自民党の二階派と深くつながっています。
 国交省時代には大阪航空局の局長を務めていましたが、この経歴は選挙公報には載っていません。森友学園の土地不正売却問題との関連を詮索されたくなかったからでしょう。
 新潟県では副知事を務めた経験があり、これが知事候補に担ぎ上げられた大きな理由でした。しかし、その期間は2年5ヵ月にすぎず、しかも泉田元知事が立候補を断念した要因となった3億円の赤字を出したフェリー購入問題の時の副知事です。

 まだ、あります。立候補する直前まで、海上保安庁の次長を務めていたという事実です。
 沖縄県辺野古での米軍新基地建設に反対して連日抗議活動が取り組まれていますが、それを取り締まり弾圧する責任者の立場にありました。沖縄県民にとっては、不倶戴天の「敵」ということになります。
 「華麗な経歴」どころか真っ黒で、ボロボロじゃありませんか。対立候補ながら、こんな人しかいなかったのかと言いたくなるような経歴です。

 これに対して野党統一候補は、新潟県で生まれたというにとどまらず、柏崎で育ち、市役所の職員として働き、農家の嫁となり、柏崎市議、その後は新潟県議としてのキャリアを積んで来た生粋の「新潟っ子」です。
 しかも、新潟県初の女性県知事誕生のチャンスでもあります。「女には任せられない」という女性蔑視の意見もあるようですが、すでに女性の県知事は珍しいわけではなく、隣の山形県は女性知事です。
 「今は混乱しているから女ではだめだ」という声も聴きましたが、その「混乱」を引き起こしたのは男の知事さんではありませんか。女性の知事であれば、「女性スキャンダル」の心配はないでしょう。

 サミットに出席するためにカナダに行っている安倍首相は、ハラハラしながら事態の推移を見守っているにちがいありません。小泉元首相が魚沼市で原発セロを推進する野党統一候補に会って期待を表明したり、息子の小泉進次郎さんが応援に入らなかったりしたことも、選挙の帰趨を左右するかもしれません。
 安倍首相による嘘と偽りの政治、行政の私物化と歪曲、司法による忖度など、日本の政治の現状に対してはっきりと「ノー」を突きつけられるのは新潟県民だけです。その一票を有効に使って県知事選と県議補選での野党統一候補の当選を勝ち取り、安倍首相をギャフンと言わせ政権の座から引きずり下ろしていただきたいものです。
 我が懐かしのふるさと、新潟県民の皆さん、頼みましたよ。

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