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5月16日(木) 街頭演説で日本共産党の志位委員長と吉良参院議員の前座を務めることになった [日常]

 突然ですが、街頭演説で日本共産党の志位和夫委員長と吉良よし子参院議員の前座を務めることになりました。明後日の18日(土)午後2時からで、場所はJR八王子駅北口です。
 志位さんと吉良さんの前ですので、いささか緊張します。でも、私の演説などはそれほど期待されているとは思えませんので、気楽に楽しくやらせていただこうと思っています。

 この日は、午前中から全国革新懇の総会が開かれます。全国から革新懇運動に関わっておられる方が集まってこられます。
 私も代表世話人の1人として、朝からこの総会に出席しています。各地で講演などに呼んでいただいた関係者と顔を合わせ、お世話になったことへの感謝を伝える絶好の機会ですから。
 しかし、午後2時から八王子駅頭で演説してもらえないかとの要請です。どうしようかと思ったのですが、革新懇の事務室に連絡していただいて「中抜け」することになりました。

 この日の午前中の会議では、志位共産党委員長も「特別報告」をすることになっています。志位さんも全国革新懇の総会から八王子での街頭演説へと直行するわけで、私もまた顔を合わせることになります。
 私の場合はそのまま自宅に帰るというわけにはいかず、自宅のある八王子から再び全国革新懇の総会に戻らなければなりません。懇親会での「中締め」をやることになっているからです。
 18日の土曜日は、自宅のある八王子と全国革新懇の総会が開かれる神保町との間を行ったり来たりすることになります。頼まれれば嫌とは言えない性格ですので、それもやむを得ません。

 街頭演説は18日(土)午後2時からで、場所はJR八王子駅北口です。マルベリーブリッジの工事中ですので、いつもとは少し場所が違うようです。
 めったにない機会になります。多くの方に足を運んでいただければ幸いです。

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4月12日(金) 五十嵐仁・木下真志/法政大学大原社会問題研究所編『日本社会党・総評の軌跡と内実―20人のオーラル・ヒストリー』(旬報社)が刊行された [日常]

 五十嵐仁・木下真志/法政大学大原社会問題研究所編『日本社会党・総評の軌跡と内実―20人のオーラル・ヒストリー』が旬報社から刊行されました。社会党と総評の関係者20人からの聴き取りの記録です。
 660頁という大部のもので、本体の価格6300円、税込みですと6804円になります。私を通じて注文していただければ多少安くなると思いますので、ご希望の方は連絡していただければ幸いです。
 すでに3月中に出ていたのですが、このブログに書くべきことが多く、今まで紹介する余裕がありませんでした。以下に、私の書いた「はしがき」をアップさせていただきます。 

 はしがき

 本書は、大原社会問題研究所のプロジェクトとして行われた日本社会党(社会党)と日本労働組合総評議会(総評)関係者からの聴き取りの記録である。当初、社会党関係者だけを対象としていたが、「社会党―総評ブロック」と言われたように総評とも深いかかわりがあるため、その両者の関係者からの聴き取りを行うようになった。
 この聴き取りの中心になったプロジェクトの前身は、大原社会問題研究所の研究プロジェクトである戦後社会運動史研究会であった。この研究会は大原社会問題研究所叢書として、『「戦後革新勢力」の源流』(大月書店、2007年)と『「戦後革新勢力」の奔流―占領後期政治・社会運動史論1948-1950』(大月書店、2011年)という2冊の成果をまとめて解散している。
 その後、この研究会の一員であった木下真志氏の提起によって、新たな研究会を立ち上げることになった。大原社会問題研究所にはオーラル・ヒストリーを中心とする研究プロジェクトが活動してきた歴史があった。これらの研究の系譜を受け継ぎ、戦後の社会党に焦点を当てたプロジェクトを立ち上げることには大きな意義があると考えたからである。
 このようなオーラル・ヒストリー関連の成果としては、『証言 産別会議の誕生』(総合労働研究所、1996年)、『証言 産別会議の運動』(御茶の水書房、2000年)、『証言 占領期の左翼メディア』(柏書房、2005年)、『人文・社会科学研究とオーラル・ヒストリー』(御茶の水書房、2009年)などがある。本書も、これらの研究の流れを受け継いでいる。
 私や木下氏とともにこの聞き取りに参加されたのは、雨宮昭一、有村克敏、岡田一郎、鈴木玲、芹澤壽良、園田原三、浜谷惇、兵藤淳史、細川正、中根康裕、南雲和夫、山口希望らの方で、事務局として活動を支えたのは大原社会問題研究所の枡田大知彦兼任研究員(当時、前半)と米山忠寛兼任研究員(後半)であった。このプロジェクトがこのような成果に結実することになったのは望外の喜びであり、聴き取りに応じ協力して下さった関係者はもとより、プロジェクトに参加された皆さんにも感謝したい。

 社会党は終戦の年である1945年11月2日に結成された。委員長は空席で片山哲が書記長に選出されている。以降、半世紀に及ぶ活動を積み重ね、1996年1月14日の第64回定期大会で党名を社会民主党に改め、苦難と波乱に満ちた歴史を閉じた。この時の党首は村山富市、幹事長は佐藤観樹であった。
 他方、総評は1950年7月11日に結成大会を開催した。議長に選出されたのは武藤武雄で、島上善五郎が事務局長になっている。以後、労働組合運動のナショナルセンターとして「昔陸軍、今総評」と言われるほどの影響力を発揮する時期もあった。しかし、次第に力を弱めて1989年11月21日に解散し、この日に結成された日本労働組合総連合会(連合)に合流した。このときの会長は山岸章で、事務局長は山田精吾である。
 社会党が社会民主党に党名を変えてから、すでに20年以上が経過した。総評が解散して連合に合流してからでも30年近くになる。社会党も総評も「歴史」となった。その組織と活動を支えた幹部の多くは鬼籍に入り、その足跡を証言できる方も日々減少している。本書に収録されている証言者も三分の一ほどの方が亡くなり、本書での証言は「遺言」とも言えるものになっている。
 聴き取りの対象は国会議員や幹部として活躍された「ライン」よりも、裏方として実際上の活動を担った「スタッフ」を重視して選定した。これらの人々こそが社会党や総評の軌跡や内実をよく知っており、実際の姿を浮き彫りにするうえで貴重な証言が得られるのではないかと考えたからである。それは現場で苦闘した「内なる声」として貴重であるだけでなく、その時々の選択の背景を知ることができる「歴史の声」としても大きな価値がある。
 その狙いが裏付けられているかどうかは本文の証言によって確かめていただきたい。少なくとも、このような証言者の協力を得ることができたところに本書の特徴があり、一定の価値も生まれているのではないだろうか。表舞台ではない舞台裏で活躍した人々の証言は、マスコミで報道されることのない秘められた実像を浮かび上がらせているからである。

 民主党中心の連立政権の失敗に対する反動から、自民党はその支持基盤を再び強化し安倍晋三政権の樹立に成功した。他方で、野党陣営は分裂と再編を繰り返し、日本の政界は〝一強多弱〟の状態に陥った。総評に代わって日本の労働組合のナショナルセンターとなった日本労働組合総連合会(連合)も労働環境の悪化に対して「物わかりの良い」対応に終始し、労働者を守る組織としての役割を充分に果たしているとは言い難い。
 このような状況を打破するためには、先人の言動に学び、そこからの教訓を引き出し、野党や労働組合が何をなすべきかというヒントを得る努力をする必要があるのではないか。本書はそのような思いから編まれた。
 本書の対象である「社会党―総評ブロック」は自民党とともに「55年体制」を支えた柱であり、戦後政治を担った屋台骨の一つでもあった。しかし、ほんの一時期を除いて政権に参画することはなく、結果としてみれば「万年野党」の地位に甘んずることになった。
 その原因は、どこにあったのか。本書に収録された証言の中からその答えのヒントを探ることができるに違いない。そのためにも、社会党・総評の軌跡と内実を振り返り、その活動に青春をかけ人生を費やした人々の声に耳を傾けていただければ幸いである。                                      

 なお、本書に収録した証言は『大原社会問題研究所雑誌』に連載されており、本書はそのエッセンスである。それぞれの証言者が政治や社会に関心を持ち、社会党や総評の活動に加わるようになった経緯や背景についての回顧は基本的に削除した。省略部分についての証言も知りたいと思われる方は、各証言の末尾に記されている『大原社会問題研究所雑誌』の掲載号を参照していただきたい(ウェッブ上のURLにもアップされている)。
 また、収録されている証言には質疑が付随していないものもある。これは雑誌編集上の方針の変化を反映したものであり、特別の意味があるわけではない。

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1月1日(火) 新年のごあいさつ [日常]

 明けまして、おめでとうございます

 昨年は、『打倒 安倍政権―9条改憲阻止のために』を学習の友社から出版しました。本年は、聴き取りをまとめた『日本社会党・総評の軌跡と内実』(仮題)を共編で大原社会問題研究所叢書として刊行する予定です。
 この間、ダイエットに挑戦して15キロの減量に成功しました。これからはスリムになった姿でお目にかかれると思います。
 今年も、統一地方選挙と参議院選挙が続きます。市民と野党の共闘の前進と政治革新のために引き続き力を尽くす所存です。本年も忙しい1年になりそうですが、よろしくお願いいたします。

 2019年元旦

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12月28日(金) 2018年の仕事 [日常]

 今日は仕事納めです。私はもうリタイアした身で、どこかに雇われているわけではありませんが、色々なところから頼まれて「仕事」はしています。
 そこで世間並みに、仕事納めに当たって今年1年間やってきた仕事を振り返ってみたいと思います。

 2018年は『打倒 安倍政権』という新著を刊行し、安倍政権を倒すために講演と執筆に尽力した1年でした。安倍暴走政治を批判する著書を出すのは『対決 安倍政権』(2015年)、『活路は共闘にあり』(2017年)に続いて3冊目になり、いずれも学習の友社からです。
 「安倍三部作」というところでしょうか。4冊目を出す前に、安倍さんにはおさらばして欲しいものです。
 今年は県知事選応援のために6月と9月の2度も沖縄を訪問することになりました。その結果、玉城デニー候補の当選という嬉しい成果を勝ち取り、同い年だった翁長さんの「敵を討つ」ことができた年でもあります。

 個人的には、2011年の東日本大震災から始めたダイエットと体力づくりによって、15キロの減量に成功した年になりました。一時85キロまで増えていた体重は、現在70キロです。
 酒量を控えて休肝日を設け、食事を制限してウオーキングやランニングに努め、ダンベル体操、腹筋や背筋の運動にも取り組んだ成果です。27日までの12月1カ月間の累計歩数は30万歩を越えました。
 その成果が、今年になって目に見える形で現れたということです。私にとっては大きな喜びであり、体調も良くなりました。

 さて、例年のように、1年間の仕事をまとめて報告させていただきたいと思います。今年は拙著を1冊、論攷・インタビュー・談話・講演記録などが19本、講演・報告などが53回、発言・街頭演説・あいさつなどは18回になりました。
 これ以外にも、夕刊紙『日刊ゲンダイ』の記事へのコメントも掲載されました。正確に数えたわけではありませんが、おそらく50回以上に上ると思います。その多くはこのブログにも掲載されていますので、読んでいただくことができます。

 加えて、このブログ「五十嵐仁の転成仁後」への書き込みも、私にとっては重要な「仕事」の一つです。これからも、可能な限りブログを書き続けていくつもりですので、引き続きご愛読いただければ幸いです。
 ちなみに、現在までの累計アクセス数は965万になりました。もうすぐ1000万に届きそうです。この機会に、日頃のご愛読にお礼申しあげます。

 2018年も、間もなく幕を閉じようとしています。来る2019年が、皆様にとって希望に満ちた良い年でありますように。
 
(1) 著書
・『打倒 安倍政権―9条改憲阻止のために』学習の友社

(2)論攷・インタビュー・談話・講演記録など(19本)
・「「戦争できる国」作りの総仕上げ 9条改憲を本気で狙う安倍首相」農民運動全国連合会(農民連)『農民』第1293号、2018年1月1日・8日合併号、第1294号、1月15日付
・新春メッセージ『非核の政府を求める会ニュース』第325号、2017年12月15日・2018年1月15日合併号
・「国民世論を恐れる首相」『しんぶん赤旗日曜版』2018年1月28日号
・「政治の現状と安倍97条改憲阻止の展望」『東京革新懇ニュース』第430号、2018年3月5日付
・「国会は国政調査権発動を」『しんぶん赤旗』2018年3月14日付
・「今こそ「水に落ちた安倍は打て」―安倍政権打倒に向けての追撃戦が再開された」日本科学者会議『東京支部つうしん』No.606、2018年4月10日号
・「総選挙の結果と野党共闘の課題」全労連・ロールセンターと連帯する私鉄・バス・ハイタク連絡会『交流誌』第33号、2018年5月10日
・『東京新聞』2018年5月12日付
・「開会あいさつ」全国革新懇『安倍政治を終わらせるときがきた―全国革新懇第38回総会記録集』
・「戦後政治をぶっこわしてしまった安倍政権の5年間―安倍政権とは何だったのかを振り返る」全国農業協同組合労働組合連合会『労農のなかま』NO.572、2018年5月号
・「今日の政党・政治運動―ポピュリズムとの関連をめぐって」労働者教育協会『季刊労働者教育』No.161、2018年7月号
・「国際政治の歴史的転換と日本の選択―いよいよ「活憲の時代」が始まる」憲法会議『月刊憲法運動』通巻473号、2018年8月号
・「秋の臨時国会 闘いの展望」『全国商工新聞』第3326号、2018年9月3日付
・「期日前投票 自民党本部が主導 争点隠しも問われる」『しんぶん赤旗』2018年9月23日付
・「「打倒 安倍政権」にむけた労働組合運動の役割」『団結と連帯3労働組合コース―210年・勤労者通信大学通信』
・「安倍異常政権の深層を衝く―3選されても嵐の中の船出となった安倍首相」治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟『治安維持法と現代』No.36、2018年秋季号
・「国民の支持なき安倍政権―暗雲漂う3選後の船出」社会主義協会『研究資料』No.39、2018年11月号
・「臨時国会と安倍改憲阻止の展望と課題」北海道経済研究所『北海道経済』No.592、2018年11月号
・「戦後世界秩序の激変の下で混迷を深める安倍外交」市民の意見30の会『市民の意見』No.171、2018年12月1日号

(3)講演・報告など(53回)
・1月16日:三多摩市民アクション発足のつどい「3000万人署名の成功のために」
・1月20日:安保法制廃止 立憲主義回復をめざす5区市民連合「総選挙の結果と安倍9条改憲NO!」
・1月21日:安倍9条改憲NO!市民アクションつくば連絡会準備会「活路は共闘にあり
―憲法9条改憲阻止の運動と勝利の方程式」
・1月24日:出版日本共産党後援会の総会&新春のつどい「安倍9条改憲阻止に向けての市民と野党の共闘」
・1月26日:都教組北多摩西支部「総選挙後の情勢と憲法を守り活かす運動の発展」
・1月27日:秋田9条の会「憲法9条を活かす道を考える」
・1月28日:宮前田園革新懇「総選挙の結果と革新懇運動の課題」
・1月30日:吹田市職労「暴走政治ストップ、共闘前進に向けての労働組合の役割」
・2月1日:戦争法廃止を目指す大島の会「安倍9条改憲の動向と闘いの展望」
・2月3日:市民連合おうめ「市民が変われば政治も変わる―みんなで学び高めよう市民力!」
・2月4日:東京革新懇総会「政治の現状と安倍9条改憲阻止の展望」
・2月11日:静岡県革新懇「安倍9条改憲阻止と市民運動の役割」
・2月18日:西東京革新懇「市民の力でつくりましょう―憲法を活かした平和とくらし」
・2月20日:スイートピーお喋り会「政党の再編と安倍9条改憲論―その背景と現状、今後の展望」
・2月27日:三多摩市民アクション「安倍9条改憲をめぐる情勢の特徴と課題」
・3月10日:長岡市平和・民主交流会「市民と野党の共闘の現状と展望―日本の政治をどうやって変えていくか」
・3月17日:八王子憲法共同センター「安倍9条改憲派とのせめぎあい―発議させないためにどうすれば良いのか」
・3月17日:足立革新懇「安倍9条改憲派とのせめぎあい―発議させないためにどうすれば良いのか」
・3月18日:安保法制(戦争法)廃止を求めるさいたま市オール緑区の会「安倍憲法九条改憲阻止―草の根から国会発議をさせない世論をどうつくるか」
・3月20日:鳥取革新懇「さらに見えた「勝利の方程式」―鳥取から「安倍よ、アバヨ」の烽火を上げよう」
・3月31日:佐賀県革新懇交流会「市民と共同の力で安倍改憲阻止―安倍政権に代わる新しい政治へ!」
・4月1日:志木・9条の会「憲法9条と私たちの暮らし・民主主義」
・4月7日:長野県革新懇「市民と野党の共同を 大きく広げるために」
・4月21日:昭島革新懇「市民と野党の共闘で安倍9条改憲NO!―革新懇の果たすべき役割」
・4月22日:広川まさのり区議「春のつどい」「この国はどこに向かうのか?」
・4月24日:文京革新懇「森友「公文書」改ざんと憲法9条」
・5月3日:岐阜憲法会議・9条センター「打倒安倍政権9条改憲阻止のために」
・5月5日:我孫子市憲法を考える市民のつどい「日本国憲法は世界に誇る日本の宝―子どもたちに引き継ごう 憲法を」
・5月11日:全農協労連「安倍政治の問題点をあらためて考える―「働き方改革」「農業・農協改革」問題を中心に
・5月12日:府中革新懇「激動の情勢動かす新たな市民パワー」
・5月12日:東京保険医協会「改憲と日本の政治的状況」
・5月20日:高尾・浅川・長房地域・情勢を学ぶ会「森友、加計、9条改憲、沖縄、アジア情勢…今の政治をどう見るか、どう変えるか」
・5月26日:調布科学談話会「安倍政権打倒と改憲阻止に向けて」
・5月27日:相模原市緑区革新懇「今日の情勢と革新懇の役割」
・6月23日:「平和のための埼玉の戦争展」実行委員会「ひるまず、わすれず、あきらめず―憲法活かして平和な未来を」
・7月4日:江戸川革新懇「安倍9条改憲NO!―安倍内閣の行く末と今後の闘いの展望」
・7月18日:三多摩革新懇「南北・米朝首脳会談をどう見るか?」
・7月28日:民青八王子地区委員会「どうなる?どうする?野党共闘」
・9月1日:3000万署名推進小金井連絡会「内外情勢・改憲動向と野党共闘」
・9月9日:治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟関東ブロック会議「内外情勢と日本の進路」
・9月15日:久喜革新懇「安倍政権を終わらせるときが来た」
・9月27日:東大阪革新懇「安倍9条改憲阻止と野党共闘の前進をめざして」
・9月29日:香川県学習協・香川革新懇「打倒 安倍政権!!活路は共闘にあり」
・10月13日:八千代市革新懇「安倍政治のストップの方程式―それは市民と野党の共闘」
・10月27日:佐久革新懇「安倍改憲を阻止し、憲法が活きる日本を」
・11月4日:憲法共同センター学習交流会「安倍9条改憲NO!―勝利の力は、3000万人署名と野党共闘」
・11月5日:北海道憲法改悪反対共同センター「臨時国会と安倍改憲阻止の展望と課題」
・11月10日:大和市革新懇「安倍改憲をめぐる情勢と発議阻止の展望」
・11月17日:革新・守山の会「亡国政治 どうしたらアベを倒せるか」
・11月18日:豊田革新懇「共闘こそ政治を変える道―統一戦線運動の推進力=革新懇の役割」
・11月25日:大江山革新懇「まともな政治、あたりまえの行政を―平和と民主主義を住民の手に」
・12月1日:北九州憲法共同センター「9条改憲阻止と安倍政権打倒に向けての展望」
・12月22日:金属労働研究所公開研究会「歴史的な情勢のもとでの19春闘の課題」

(4)発言・街頭演説・スピーチ・あいさつなど(18回)
・2月23日:町田市長選挙で木原のぶよし候補の応援演説
・3月3日:東京革新懇事務室長会議であいさつ
・3月21日:鳥取市長選挙で塚田成幸候補の応援演説
・4月15日:ノーウォー八王子アクションでスピーチ
・4月16日:治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟結成50周年祝賀会であいさつ
・5月9日:新宿駅西口の憲法共同センターの宣伝でスピーチ
・5月19日:全国革新懇第38回総会であいさつ
・5月23日:映画「コスタリカの奇跡」上映会であいさつ
・5月29~30日:新潟県知事選挙で池田ちかこ候補の応援演説 
・6月6日:新潟県知事選支援革新懇交流会であいさつ
・6月7日:新潟県議補選でひららぎ哲也候補の応援演説
・6月10日:労働者教育協会総会で発言
・7月7日:相磯まつ江記念法と民主主義賞特別賞受賞式で受賞お礼のあいさつ
・8月22日:新宿駅西口での全国革新懇・東京革新懇合同宣伝でスピーチ
・9月16日:ノーウォー八王子アクションでスピーチ
・9月21日:沖縄県知事選交流決起集会であいさつ
・9月23~24日:沖縄県知事選挙で玉城デニー候補の応援演説
・12月10日:新宿駅西口での憲法共同センターの宣伝でスピーチ

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9月3日(月) 珍寿(95歳)をお祝いした畑田重夫先生は私を世に出してくださった大の恩人 [日常]

 昨日、「まだまだ元気 畑田重夫先生の『珍寿(95歳)』を祝う集い」に出席しました。日曜なのに予定はなく、空いていてラッキーでした。

 この会の通知を見て、95歳を「珍寿」というのだということを初めて知りました。グーグルで調べたら、「珍寿は、賀寿(年祝)の一つで、数え年で95歳のこと、またその祝い(儀礼)をいいます。これは、「珍」の左側の偏部(王)を「一」「十」「一」に分解し、右側の旁部を「八三」とすると、「1+10+1+83=95」となることから、95歳を意味するようになったそうです」と書かれていました。
 「へー、そうだったのか」と思いました。一つ、利口になりました。
 会では、牧野富夫日大名誉教授・全国革新懇代表世話人が呼びかけ人あいさつ、内藤功元参院議員・日本平和委員会代表理事が祝辞、乾杯の音頭が山田敬男労働者教育協会会長、お祝いの演奏がきたがわてつさん、お祝いの言葉が小森陽一東大教授・九条の会事務局長など6人、それに伊波洋一参院議員からのメッセージが紹介されるなど、畑田先生の長きにわたる活動と親交を反映して豪華なメンバーでした。100歳の方も珍しくなくなっている「高齢社会」の今日、95歳が「珍しいほどの長寿」と言えるかどうかは議論のあるところかもしれませんが、畑田先生のようにかくしゃくとされ今も短い講演などをこなされているのが「珍しい」ことは確かで、私など爪の垢でも煎じて飲ませていただきたいところです。

 実は私も、この会の呼びかけ人の一人でした。会場に着くと、一番前の中央で先生と同じテーブルに案内されました。私の左側に日本民主主義文学会の田島一会長、右側に牧野先生、その隣が内藤さん、その隣に畑田先生がお座りです。
 呼びかけ人となってこのような席に着いたのは、全国革新懇・東京革新懇の代表世話人だからでしょう。研究者出身で先生が会長を務められたこともある労働者教育協会の理事をしているという点でも、畑田先生と似たようなキャリアを経てきました。
 おまけに、畑田先生は2度、東京都知事選に立候補され、私も八王子市長選に立候補しています。残念ながら、当選できなかったというところまで同じです。

 しかし、それ以外にも先生と私には大きなご縁があります。畑田重夫先生は私にとっての大恩人ですが、このことはあまり知られていませんし、先生ご自身もそれほど自覚されていないかもしれません。
 先生と私が出会ったのは、私が法政大学の大学院を出て非常勤講師をしていた32年前にさかのぼります。このとき、私は畑田先生にお世話になり、先生のお陰で世に出ることができました。
 当時、私は35歳で非常勤講師として糊口をしのぎ、大原社会問題研究所の兼任研究員や法政大学社会学部・法学部、東京農工大学一般教育部などで労働問題や政治学の研究と講義に携わっていました。大学院は出たけれどまだ専任の職に就くことができず、最初の妻とも別れることになり、将来への大きな不安を抱えていたころのことです。

 そのとき、学習の友社から本を出すので手伝ったほしいという話が舞い込んできました。これは浜林正夫・辻岡靖仁監修の「現代の社会科学」全5巻の一冊で、畑田重夫編『現代の政治論』として出版されています。
 この話を紹介して下さったのは、法政大学大学院時代に政治学の手ほどきを受けた高橋彦博先生だったと思います。農工大での非常勤講師も高橋先生の紹介で、そこでの講義のために政治学のノートを作成していたのが大いに役立ちました。
 この本は畑田編で、執筆者は先生と私だけです。畑田先生は序章「現代と政治」、第3章「国際政治の基礎理論」、終章「戦後国際政治と核兵器廃絶」を書かれ、私は第1章「政治の基本的要素と政治制度」、第2章「現代日本の政治」を分担執筆しています。分量では約半分が私の執筆によるものでした。

 この本を執筆するために、私は畑田先生と2人だけで打ち合わせをする機会が何回かありました。その打ち合わせの際に、これまで書いてきた論文をまとめて出版したい旨、先生に相談しました。
 すると、知り合いの出版社を紹介して下さると仰るではありませんか。こうして、共著だけでなく単著も出版することができたのです。
 これが私の最初の単著として「ゆぴてる社」から刊行された『戦後保守政治の転換―「86年体制」とは何か』という本です。奥付を見ると、この本の刊行日は「1987年1月15日」で、畑田重夫編の共著の方は「1987年1月30日」となっています。

 2冊の本の刊行に向けての作業が、同時並行的に進められていたことが分かります。その結果、共著ではなく単著の方が15日早く出ることになりました。
 単著の「あとがき」に「本書を出版するにあたっては、畑田重夫先生にお世話になった。ここに記して、謝意を表したい」と書かれているのは、以上に述べたような事情があったからです。畑田先生との共著の執筆と、それをきっかけにした出版社の紹介がなければ、本書を刊行することはできなかったでしょう。
 そして、これらの共著や単著がなければ、大原社会問題研究所に専任研究員として採用されることはなかったかもしれません。幸いにも時を同じくして専任職の募集があり、86年5月1日付で助教授として大原社会問題研究所に採用されることになったからです。

 人生には、決定的な意味を持つ「出会い」があるように思います。私が35歳の時の畑田重夫先生との出会いは、そのようなものの一つだったにちがいありません。
 そして、大学をリタイアした後、偶然にも私は畑田先生と同じような足跡をたどることになりました。「後はお任せください」というような気持もあって、革新懇や労働者教育運動に関わってきました。
 しかし、畑田先生はまだまだお元気で長生きされておられますから、こちらの方が先に召されてしまうかもしれません。もしそうなったら、こう言わせていただこうと思います。
 「先生、後はお任せします」と。

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8月26日(日) 故郷の小学校の跡地にできた「希望館」で確認されたにちがいない政治変革の新たな希望 [日常]

 今日も残暑厳しく、すさまじい暑さです。先日のニュースで、新潟県上越市大潟で40度を超えたと言っていました。
 大潟町は、私の故郷の上越市頸城区の隣です。ということは、わが故郷もそれくらいの猛暑に見舞われていたということになります。
 私が帰省していたお盆のころは、雨が降ったりして涼しい日が続いていたのですが、また猛暑に逆戻りしてしまったようです。40度を超えたのが、帰省していた時でなくて良かったとホッとしています。

 その故郷の上越市頸城区にある「希望館」で、昨日、北陸信越ブロックの共産党と後援会の交流集会が開かれたそうです。上越市の上野公悦市議がフェイスブックに書き、『しんぶん赤旗』にも報じられていました。
 この交流集会には五県から約600人が参加し、井上さとし、武田良介両参院議員、藤野保史衆院議員、ながせ由希子(長野)、青山りょうすけ(富山)、西山ひろし(石川)、山田かずお(福井)ら各参院選挙区候補、各県の市町村議候補が一堂に会したそうです。各地での活動交流に続いて、参院選・地方選候補の決意表明もなされたということです。
 上野公悦上越市議は私の小・中学校時代の同級生のお姉さんのパートナーで、以前、講演に呼んでいただいたこともあります。この夏の帰省中にも、知事選でお世話になったということで、わざわざ実家まで大潟町の銘酒「かたふね」を1本、届けてくださいました。

 それにしても、驚きましたね。頸城区の「希望館」で600人もの共産党の集会が開かれたということに。
 この施設は田んぼの真ん中の百間町という所にあり、昔は軽便鉄道が走っていましたがすでに廃止され、今は本数の少ないバスしか通っていません。こんなに沢山の人がどうやって行ったんだろうと心配になってしまいました。
 しかもこの場所は、私が出た大瀁小学校が移転した後、その跡地を開発・整備したところです。そのうえ、この「希望館」には私の姉の娘、つまり姪ですが、パートの職員として今も務めています。

 帰省した時にはよく行く施設でもあり、なじみの深い「希望館」で、このような共産党の大きな集会が開かれるようになるとは、夢にも思わなかったことです。「本当に、わが故郷は大きく変わったんだな」と改めて感慨を覚え、その変化を実感しました。
 先に帰省したおりには、高校生時代に運動を共にした友人たちとも会いました。これらの仲間たちが若き日の思いと決意を忘れず、保守的だと言われた故郷を変えるために積み重ねてきた努力が、こういう形で報われることになったのでしょう。
 先日は、都立大学時代に自治会活動で苦楽を共にした友人たちとも旧交を温めることができました。一日も早く安倍政権を倒して、故郷の人たちやこれらの友とともに新しい日本を見たいものだと、改めてそう思ったものです。

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8月14日(火) 明日から19日まで故郷の新潟に帰省する [日常]

 明日から19日までの5日間、ふるさとの新潟県上越市頸城区に帰省します。この間、パソコンを使えませんのでネットもメールも通じません。
 御用のある方は、お手数ですが、携帯電話の方にご連絡ください。メールは、20日に帰京してから見て返事をさせていただきます。

 「久しぶりの故郷です」と言いたいところですが、実はそうではありません。2か月前にも実家に泊まっているからです。
 すでに皆さんご存じように、5月末と6月初めの2回、新潟県知事選で野党統一の池田候補の応援に入りました。その2週間後にも、旧直江津高校の同期会に出るために帰省しています。
 でも、お盆の時期の帰省は格別で、また独特の趣があります。懐かしい友人や親せきと顔を合わせて旧交を温め、美味しい山海の珍味や地酒を味わい、充電に努め英気を養ってきたいと思います。

 この間、ブログもお休みします。再開は20日以降の予定ですので、ご了承いただければ幸いです。

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7月8日(日) 民主法律家協会から「相磯まつ江記念・法と民主主義賞」の特別賞をいただいた [日常]

 昨日、永田町の全国町村会館で民主法律家協会の総会がありました。そこで、機関誌『法と民主主義』に書いた論攷に特別賞をいただきました。

 先日のことです。突然、メールが飛び込んできました。
 「件名」の欄には、「第14回「相磯まつ江記念・法と民主主義賞」受賞のお知らせと授賞式へのご出席のお願い」と書かれています。最初は何のことか分からず、「新手の詐欺かな?」などと思ったものです。
 しかし、文面を読んだら、そうではないことが判明しました。そこには、こう書いてあったのです。

 当協会では、「相磯まつ江記念『法と民主主義』賞」が設定されて、今年は14回目を迎えます。毎年、昨年4月~今年2・3月号までの『法と民主主義』に掲載された優れた特集や論文を選んで表彰させていただいております。毎回、定時総会の開催にあわせて、授賞式がおこなわれます。
 ……
 2017年11月号(№523)の「特集●2017年衆議選──私たちは何をなすべきか」が、第14回「法と民主主義」特別賞に決定されました。この号にご執筆いただいた先生には、ぜひ、授賞式にご出席いただけますよう、ご案内申しあげます。
……
 ◆終了後、懇親会を同会場の1階レストラン・ペルランにて開催いたします。ご招待させていただきます。引き続き、ご参加いただけますようお待ちしております。

 ということで、高尾山のふもとの八王子から、永田町までのこのこと出かけていったというわけです。表彰状と記念品の扇子を受け取り、懇親会でただ酒をたらふく飲ませていただきました。
 二次会でもご馳走していただき、感謝に堪えません。どうやって帰ってきたのか、よく覚えておりませんが、それでもちゃんと帰り着き、翌朝には自宅の布団で目覚めましたのでご心配なく。

 「特別賞」というのは、個別の論攷ではなく「2017衆院選 ――私たちは何をなすべきか」という特集全体が評価されたということのようです。この特集に執筆したのは私だけでなく、中野晃一、広渡清吾、谷口長世、大江京子、澤藤統一郎、上田文雄、新里宏二、金子修、赤嶺朝子さんでしたので、これらの方との一緒の受賞ということになります。
 賞状に書かれていた受賞の理由は、以下の通りです。

 あなたがたは、「法と民主主義」11月号「特集・2017 衆院選-私たちは何をなすべきか」において、2016年の 参院選に続いて、安倍政権に対して市民と立憲野党が共同のたたかいに取り組んだ2017年10月の衆院選について、このたたかいを振り返り、記録し、総括をしています。 そこで重要なのは、選挙がたたかわれる社会のなかの基礎条件、すなわち、市民と野党の共同のし方、市民と政党・市民と市民のつながり方、選挙制度それ自体などを考察し、政治を変えるために選挙をかえるという可能性を探ったことです。このような可能性の探索が今後に持つ意義を高く評価し、本賞を授与します。
第14回相磯まつ江記念 法と民主主義特別賞
2018年7月7日 日本民主法律家協会

 嬉しいですね。このような団体から、このような理由で、このように表彰されるなんて、夢にも思っていませんでしたから。
 ここに書いた論攷「衆院選を教訓に、市民と立憲野党の共闘の深化を」は、このブログで、昨年の12月5~9日に4回に分けてアップされています。興味のある方は、ご笑覧ください。
 これはその後、大幅に手を入れて最新刊『打倒安倍政権―9条改憲阻止のために』(学習の友社、2018年4月)の第2章「市民と立憲野党の共闘の刷新と深化」として組み込まれています。こちらの方も、お買い求めいただければ幸いです。

 「石流れ、木の葉沈む」理不尽な政治と社会を変えるために、何としても「打倒安倍政権」を実現したいと「蟷螂の斧」を振るってきましたが、それがこのような形で評価され、嬉しい限りです。志を同じくする方が、このように沢山おられるということにも励まされました。
 憲法12条が要請する「不断の努力」の一環として、「ひるまず、忘れず、諦めず」微力を尽くしていきたいと思います。そのためにも、このブログで書き続け、声を上げていく所存ですので、これからもよろしくお願いいたします。

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4月8日(日) 新著『打倒 安倍政権―9条改憲阻止のために』の「はしがき」 [日常]

 はしがき

 安倍暴走政権に引導を渡すために、本書を書きました。この本によって、戦後最悪で最低の安倍政権にトドメを刺すことができれば望外の喜びです。その可能性と条件を探り、多くの皆さんに伝えることが本書の目的です。
 これまで私は、2016年に『対決 安倍政権―暴走阻止のために』を書き、2017年に『活路は共闘にあり―社会運動の力と「勝利の方程式」』という本を出してきました。いずれも学習の友社からの刊行です。同社から出す本は、これで3冊目になります。
 こうして、私は学習の友社から3部作を刊行することになったわけですが、本書をもって最後の作品にしたいものです。もう良いでしょう。本書『打倒 安倍政権―9条改憲阻止のために』をもって、文字通り安倍政権を打倒し「有終の美」を飾りたいものです。
 2018年に入って森友学園疑惑が再燃しました。無かったはずの内部文書が提出され、価格交渉が行われ具体的な金額が提示されていたことが明らかになりました。安倍首相が「働き方改革」国会と意気込んで臨んだ通常国会では、裁量労働制をめぐって「ねつ造ではないか」と疑われるようなデータによって答弁され、安倍首相は謝罪する羽目に陥りました。
 さらに、森友学園への土地売却に関連して近畿財務局の決算文書が書き換えられていたのではないかとの疑惑が生じ、国会は大混乱に陥りました。「安倍一強」体制への飽きもあって潮目が変わり、長期政権に陰りが生じてきています。
 2017年10月の総選挙で「勝利」し、9条を中心とした改憲に向けて攻勢に出た安倍首相でしたが、次第に勝手が違う方向へと追い込まれつつあります。9月の自民党総裁選挙で3選を果たし秋の臨時国会での改憲発議を狙う安倍首相ですが、前途は混とんとしており極めて不透明になりました。
 安倍暴走政治と9条改憲をめぐって、最終的な決戦が近づいてきています。何としても、改憲発議を阻止しなければなりません。平和国家としての日本の岐路にさしかかってきています。戦後70年以上にわたって維持してきた平和で安全、自由で民主的な豊かな国を、そのまま子供たちや孫たち、後世の人々に手渡せるかどうかの瀬戸際です。
 本書は、2017年10月に実施された総選挙とその前に行われた東京都議選の結果を総括しつつ、これらの選挙からの生じた希望と展望の内容を明らかにするとともに、安倍暴走政治の到達点として安倍首相が狙っている9条改憲を阻止するために編まれました。
 本書が、5年間の長きにわたって国民を苦しめてきた安倍暴走政治をストップさせ、安倍首相が狙っている改憲の野望を打ち砕くだけでなく、市民と野党の共闘を前進させ、新たな国民のための連合政府の実現に向けた草の根での共同の発展のために、少しでも役立つことを願っています。
 
 2018年3月19日 安保法=戦争法成立から2年半後の日に

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4月6日(金) 新著『打倒 安倍政権―9条改憲阻止のために』が刊行された [日常]

 昨年から準備を進めてきた新著『打倒 安倍政権―9条改憲阻止のために』が、ようやく刊行されました。出版社は学習の友社で、定価は1400円(税別)です。
 これまで学習の友社からは、2016年に『対決 安倍政権―暴走阻止のために』、2017年に『活路は共闘にあり―社会運動の力と「勝利の方程式」』を出していただきました。本書は同社から出版する3冊目の拙著となります。
 いわゆる「安倍政権3部作」となったわけですが、これで打ち止めにしたいものです。そのためにも安倍首相を政権の座から引きずり降ろさなければなりません。
 
 なお、本書の入手をご希望の方は、学習の友社に申し込んで下さい。私に申し込んでいただければ、著者割引で8掛けになります。
 学習の友社の住所・電話番号などは、以下の通りです。
 〒113-0034 東京都文京区湯島2-4-4 TEL:03-5842-5641 FAX:03-5842-5645

 本書の刊行が予定よりも遅れたのは、今年に入ってから内外情勢が急転したからです。朝鮮半島での緊張緩和がすすみ、裁量労働制についてのデータねつ造や森友決裁文書の改ざんなどが発覚しました。
 安倍政権の行き詰まりと打倒の必要性が誰の目にも明確になったというわけです。それにともなって、原稿に手を入れる必要性が生じました。
 こうして、本書の刊行が新年度にずれ込むことになったわけです。しかし、かえってそのために安倍政権を打倒する必要性と可能性が明らかになり、本書の刊行がまことにタイムリーなものとなりました。

 戦後最低で最悪の安倍首相の「毒」は政権の隅々にまで浸透し、もはや立憲主義と民主主義は「根腐れ」を起こしています。国会審議の元になる公文書の隠ぺいや改ざんが相次いで議会制民主主義は「半身不随」になり、統治能力が失われて文民統制は機能しなくなってしまいました。
 日本の政治を立て直して正常化するためには、安倍政権を打倒するしかありません。それはもはや野党の役割であるだけでなく、広範な市民や与党も含めた国民的な課題となっています。
 この国民的な課題を達成するために、本書が少しでも役立つことを願っています。安倍政権に最後の一撃を加え、政権の座から引きずり下ろすための武器として本書を活用していただければ幸いです。

 安倍政権打倒を願う多くの人々に本書を手に取ていただければ幸いです。参考のために、本書の目次を以下に掲げておきましょう。

はしがき 
序章 安倍政権の5年間
第一部 2017年総選挙の結果と日本政治の課題
第1章 総選挙結果の分析と教訓
 はじめに
1 自民党は現状を維持した
 自民党は負けなかったが勝ったわけではない
 獲得議席数と絶対得票率にほとんど変化はなかった
 安倍首相がまいた「疑似餌」に一定の有権者が食いついた
2 「大義」なき解散は何を狙っていたのか
 解散の「大義」は安倍首相が取ってつけたもの
 「森友」「加計」学園疑惑から逃亡するための解散
 9条改憲に向けての基盤づくりをするためだった
3 公明党の敗北と連合の「また裂き」
 「全勝神話」が崩れ実質的に「敗北」した公明党
 民進党の分裂で「また割き状態」に陥った連合
4 改めて証明された小選挙区制の害悪
 野党は「オウンゴール」によって「自滅」した
 またもや明らかになった小選挙区制の問題点
 小選挙区制の問題点をどうやって克服するのか

第2章 市民と立憲野党の共闘の刷新と深化
 はじめに
1 野党共闘の分断によって生じた危機
 野党側の足並みが乱れ選挙共闘が分断された
 都議選の結果が大きく影響していた
 「小池劇場」は「排除の論理」で暗転した
2 野党共闘はどのようにして立て直されたのか
 立憲民主党の誕生と野党共闘の再確立
 市民と立憲野党の共闘をめぐる状況は一変した
 共闘は刷新されバージョンアップされた
 「立憲チームの勝利」に貢献した共産党
 「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ、共産党」
3 戦後日本政治の新しい局面が切り開かれた
 本格的な市民政治が台頭し共闘が新たな段階に達した
 市民と野党の共闘は弁証法的に発展してきた
 「右派ポピュリズム」が抑制され「左派ポピュリズム」が発生した
 運動のレベルでも市民と立憲野党との共同を追求するべきだ
 総選挙が終わっても国政の課題に変化はない
 むすび―歴史はジグザグに進む

第3章 安倍9条改憲をめぐる新たな攻防
 はじめに
1 憲法をめぐる激突は新たな段階を迎えた
 安倍首相のめざす9条改憲をめぐって激突が始まった
 「戦争できる国」に向けての総仕上げとしての9条改憲
 「戦争できる国」に向けてのシステム・ハード・ソフトの整備
 現行憲法にこれまで何らかの不都合があったのか
 「後法優位の原則」によって9条2項の空文化が生ずる
 憲法9条を活かす将来ビジョンこそが求められている
2 改憲問題をめぐってはどのような論点があるのか
 安倍9条改憲が狙っている本当の目的は何か
 今のままでは生ずるかもしれない9条の「不都合」とは
 安倍9条改憲は平和と安全を高めることになるのか
 政治が取り組むべき最優先の課題は改憲なのか
 経済の立て直しと景気回復こそ最優先で取り組むべき課題だ
3 憲法9条と安保条約とのせめぎあい
 戦争加担への「バリケード」としての9条の効用
 自衛隊の増強や防衛費の増大への「防壁」としての9条の効用
 国際テロ活動に対する「バリアー」としての9条の効用
 安全に対する脅威が拡大し国民の不安が増大している
 米軍と米軍基地によってもたらされてきたこれだけの被害
 防衛費は増加し続け生活を破壊している
4 安倍9条改憲を阻止するために
 一般的な「改憲」と安倍「壊憲」の区別が重要だ
 安倍9条改憲の前途に横たわる4つのハードル
 2018年秋の臨時国会が最大のヤマ場になるのでは?
 国民投票法の欠陥を是正することの方が先決だ
 私たちはどうするべきなのか
 むすび

第二部 安倍暴走政治と国民の怒り
第4章 政治・行政の劣化と都議選
 はじめに
1 都議選の結果をどう見るか
 自民党はかつてない歴史的な惨敗を喫した
 「都民ファーストの会」は大きく躍進した
 共産党など立憲野党はそれなりに健闘した
2 通常国会での暴走・逆走
 安倍首相は突然9条改憲の方針を打ち出した
 市民運動をあらかじめ取り締まるための「共謀罪」法の成立
 安倍政権のいかがわしさをはっきりと示した森友・加計学園疑惑
 余すところなく示された政治と行政の劣化、アベ政治の退廃と混迷
3 通常国会後に明らかになった疑惑や不祥事
 新たな展開を示した加計学園に関する疑惑
 森友・加計学園疑惑についてのその後の展開
 稲田防衛相による自衛隊の政治利用の暴言
 都議選中に相次いだ暴言と不祥事
 むすび―国民の怒りは再び

第5章 安保法制・外交・基地問題にみる安倍政権の軌跡
 はじめに
1 平和安全保障法制=戦争法の成立と施行
 集団的自衛権の行使容認は違憲の疑いがある
 安保法制定には手続き上の瑕疵があった
 アメリカとドイツの失敗から学ぶべき歴史の教訓
2 日本外交の大転換―対米従属と中国包囲網の形成
 歴代自民党政権以上の対米従属性の強まり
 中国包囲網を形成するための「価値観外交」の展開
 軍事的色彩を強める南シナ海沿岸国への支援
3 在日米軍基地・自衛隊基地をめぐる問題
 沖縄をはじめとした在日米軍基地の強化
 日米間の軍事的一体化と自衛隊による南西諸島の「要塞」化
 急速に進んできた国際社会における日本の地位の低下
 唯一の被爆国なのに核兵器禁止条約に参加しなかった日本
 むすび

インタビュー いま闘うことは、いちばん良い時代を生きてきた人間の責任
 自己都合による強行採決、テロとオリンピックを口実に運動抑圧の武器が欲しかった安倍自公政権
 マスコミに対しても、読者・視聴者は「主権者」としての力を発揮することが重要
 行政管理情報は国民の財産・知る権利を保障する基本的資産=際立ったずさんさと情報隠蔽
 政治を変えられるという期待感を高め、展望を説得力あるかたちで示していくことが重要
 権力を監視する、委縮せずどんどんモノを言う、悪法廃止に向け政権交代をめざす

あとがき

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