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2月27日(水) 「本土の私たちの責任」は沖縄の民意を無視する冷血ファッショ政権を打倒することだ [沖縄]

 安倍首相も意地になっているのかもしれません。沖縄県民投票の結果が明らかになった翌日も全く変わりなく、普段通りの土砂投入を続けていたのですから。
 「結果を真摯に受け止め」ながらの土砂投入です。「真摯に」無視して民意を一顧だにせず、県民の気持ちなどさらさら考えない冷血ファッショぶりが、見事なまでに示されています。

 県民投票の投票率についていろいろと言う人がいます、52.48%は低すぎるのではないかと。確かに私も低いと思いますし、できれば7割を超えるぐらいであってほしかったと思います。
 しかしだからといって、これは「民意ではない」と言うことはできません。投票率で比べれば、一昨年の総選挙は54%で3年前の参院選挙は55%でした。
 今回の投票率とほとんど変わりません。だからといってこれは「民意ではない」と言えば、国政選挙の正当性が失われてしまいます。

 しかも、国政選挙では投票率の向上が働きかけられ、ボイコットするような政党は存在しません。他方で、今回の選挙で自民党などは事実上のボイコット戦術を取り、水面下では投票率を下げるように動いていました。
 それなのに、これだけの人が投票所に足を運び、過半数以上の人が投票したのです。立派なものではありませんか。
 そもそも、自民党など県民投票に反対し足を引っ張って投票率を下げようとしてきた側が、投票率の低さを理由に「これは民意ではない」などと難癖をつけるというのは「盗人猛々しい」態度だと言わなければなりません。投票率で民意が図られると言うのであれば、それを低めるのではなく高めるために、正々堂々と「賛成」を訴えて投票率を上げるよう協力すべきだったではありませんか。

 投票率は52%で「反対」が72%です。有権者内での比率である絶対得票率は38%でしたが、過半数以下で低いからこれも「民意ではない」とケチをつけている人がいるそうです。
 しかし、県民投票が求めていたのは賛成票が有権者の4分の1を超えることでした。この要件は大きく突破されただけでなく、昨年秋の県知事選で玉城デニー候補が獲得した過去最高得票の39万票も超え43万票に達しています。
 実は、この有権者の4分の1という数字には別の意味もあります。一昨年の総選挙での小選挙区と3年前の参院選での選挙区での自民党の有権者に占める得票割合(絶対得票率)もおよそ25%(4分の1)だったからです。ちなみに、比例代表での自民党の絶対得票率は16~17%にすぎません。

 今回の「反対」票の絶対得票率は38%でしたから、過去2回の国政選挙での自民党の絶対得票率である25%を10ポイント以上も上回っています。それでもなお「民意ではない」というのであれば、自民党の多数議席獲得や議会多数派の形成も「民意ではない」ということになり正当性を失ってしまいます。
 絶対得票率25%で成立した安倍政権が、絶対得票率38%で示された基地建設「反対」の民意を無視しているのです。これをファッショと言わずして、何と言ったらよいのでしょうか。
 これほど明確な形で示された県民の悲願を全く顧みることなく、瞬時も休まずに土砂投入をすすめている安倍首相の冷酷さには、怒りを越えて憎しみさえ感じてしまいます。何という冷血漢なのでしょうか。

 「本土の私たちの責任」は、このような冷血ファッショ政権を生み出してしまったことにあります。その責任を取らなければなりません。
 辺野古の新基地建設の問題を沖縄だけの問題としないために、地方自治を尊重し県民の悲願と叫びをまともに受け取ることのできる民主的な政権に交代させることが必要です。安倍内閣は支持できないという国民の声を高め、あらゆる選挙で安倍首相を断罪し、この政権を倒さなければなりません。
 県民投票に対する安倍首相の対応によって、この政権を打倒する以外に辺野古での土砂投入をストップさせる道のないことが明らかになりました。投票結果に法的な拘束力がなくても政治的な拘束力があるということを安倍首相に知らしめること――これこそが「本土の私たちの責任」なのではないでしょうか。

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