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2月7日(水) 沖縄辺野古での新基地建設反対の願いを踏みにじったカネと票 [在日米軍]

 先日、学習の友社から刊行する予定の新著の原稿を書き上げ、ようやく入稿しました。執筆中に情勢が変わり、かなり苦労して書き上げたものです。
 この本の執筆中、1月20日から2月4日までの16日間に10回の講演がありました。それも一段落し、1月末から2月初めにかけての繁忙期が終了しました。
 昨日、久しぶりに近くを散歩し、イヌフグリの水色の花が咲き、梅の花がチラホラ開いているのを発見しました。日本海側は大雪で大変なようですが、我が家の近くにはようやく春が訪れつつあるようです。

 しかし、沖縄の人に政治の春が訪れることはなく、2月4日の名護市長選挙はまことに残念な結果になりました。事情が複雑でいくつかの敗因が重なったためだったと思います。
 出口調査の結果からみても、辺野古での新基地建設に反対している人の方が多かったにもかかわらず、これが投票態度を左右することなく選挙結果に結びつかなかったようです。当選した新人候補に投票した人のうちでも3割ほどは新基地の建設に反対していたといいます。
 こうなったのは、すでに工事が始まった姿を見て反対することを諦めてしまった人がいたこと、辺野古の「へ」も言うなという指示の下に徹底した争点隠しが行われたこと、政府や自民党が米軍再編交付金をちらつかせて利益誘導したこと、公明党が先の総選挙での支援のお返しに支持に回ったことなどが大きかったようです。名護市民の新基地建設への反対の願いをカネと票によってねじ曲げてしまった結果が、自公維推薦候補の当選でした。

 この選挙結果が明らかになった直後、自衛隊のヘリコプターが墜落するという事故が起き、民家が炎上しました。小学生が軽傷を負いましたが、一歩間違えば大変な事態になっていたと思います。
 このところ、沖縄米軍のヘリコプターが不時着したり部品を落としたりという事故が頻発していました。自衛隊のヘリコプターによる墜落死亡事故も、今年度に入ってから3回もあり、今回が4回目になります。
 ヘリコプターが空を飛ばなければ、墜落することはありません。飛行回数が増えて現場の隊員の負担が過重になればなるほど事故が起きる危険性も高まります。

 軍事的な対応を重視するトランプ大統領の登場と軍事大国化を目指す好戦的な安倍首相によって、在日米軍や自衛隊に対する要請が増大しているということなのでしょうか。北朝鮮危機を煽り立てる指導者のあおりを受ける形で、現場の隊員の訓練や業務が過大で過剰なものになっているのかもしれません。
 そもそも、今回墜落した自衛隊のヘリコプターは対戦車攻撃用の戦闘ヘリです。いまだに戦車による上陸型の武力侵攻があるとでも考えているのでしょうか。
 このような時代遅れのヘリコプターを保有し、飛ばしていることの意味から根本的に再検討されるべきでしょう。同様に、沖縄における新基地建設についても、その必要性や意味が根本から再検討されなければなりません。

 軍事基地の存在は安全ではなく危険を高めているというのが、私たちが目撃している現実の姿です。抑止力という幻想ではなく基地被害という現実を直視することこそ、平和と安全を守るための第一歩ではないでしょうか。

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