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2月12日(金) 「潮目」の変化によって「末期症状」を呈し始めた安倍政権 [政局]

 政治と経済の「潮目」が変わりつつあるようです。「末期症状」ともいえるような不祥事や問題発言が相次いでいるからです。

 一昨日の10日、八王子市長選挙で応援していただいた国会議員の皆さんにお礼のあいさつに伺いました。八王子では、共産党、社民党、維新の党、生活者ネット、それに無所属の議員から支援していただきましたが、国政レベルでは、これに加えて、生活の党と山本太郎と仲間たち、それに民主党の有田芳生参院議員に応援していただきました。
 この日は、維新の党の初鹿明博衆院議員、真山勇一参院議員、小野次郎参院議員、今井雅人幹事長、共産党の小池晃副委員長、穀田恵二国対委員長、池内さおり衆院議員に直接お目にかかってお礼を述べることができました。また、社民党の吉田忠智党首と福島みずほ副党首、生活の党の山本太郎参院議員、維新の党の川田龍平参院議員、民主党の有田参院議員は所用で不在でしたが、部屋を訪れてお礼を述べてきました。
 こうして見ると、大変多くの方にお世話になっていたことが分かります。会派としては応援してもらえなかった民主党の議員を含めて野党5党に共同が広がっていたわけで、これこそが短期間に5万票以上もの得票ができた大きな要因にほかなりません。

 このような共同の力を生かして、安倍政権を追い込んでいくことが必要です。参院熊本選挙区では、あべ広美候補が市民連合と協定を結んで野党統一候補が実現しました。
 他の参院選挙区でも、この経験に学んで与党に勝てるような野党共闘を実現しなければなりません。こうして、2016年政治決戦の新しいうねりが始まろうとしています。
 それと符合を合わせるかのように、政治と経済の「潮目」が変わり始めているのではないでしょうか。安倍政権の閣僚や自民党議員が「末期症状」ともいえるような不祥事や問題発言を繰り返し、アベノミクスを支えてきた株価も急落しているからです。

 先日のブログで甘利前経済再生相や遠藤五輪担当相などの「政治とカネ」の問題を取り上げ、「安倍政権の命取りになるかもしれない」と書きました。「命取り」になるかもしれない材料は、その後も次々と供給されてきています。
 放送法や電波法を曲解して放送局への恫喝を繰り返す高市総務相、年間被ばく線量について原発事故被ばく者の気持ちを踏みにじる発言を行った丸川環境相、写真付きカレンダーを無料配布しただけでなく、担当している「歯舞」という漢字を読めずに醜態をさらした島尻沖縄北方担当相など、閣僚の問題発言が相次ぎました。これらのトップとして注意するべき安倍首相自身が、拉致被害者の調査について日朝間で合意した「ストックホルム合意」を、パレスチナとイスラエルが合意した「オスロ合意」と間違えるなど、お粗末極まりません。
 これ以外にも、TPPへの反対を表明していたのに調印式に和服を着て参加し、警備状況をばらして厳重注意を受けた高鳥修一内閣府副大臣、国会での質問で憲法を現状に合わせるべきだというあべこべ発言で9条2項改憲の首相答弁を引き出した稲田朋美自民党政調会長などがいます。

 そして、極めつけは宮崎謙介衆院議員の「育休不倫」という問題です。結局、議員辞職に追い込まれましたが、呆れてものが言えません。
 ということで、これ以上は言及しませんが、「こんな人でも国会議員になれるのか」「こんな人でも大臣が務まるのか」と言いたくなるような事例ばかりです。呆れかえった国民は多いことでしょう。
 どんな人でも、誰でも、国会議員や大臣になれるということを示したという意味では「良い」例かもしれません。しかし、国のかじ取りを任せるという点では極めて大きな問題があり、その資質や資格が問われることになります。

 なんだか、第1次安倍内閣の末期に似てきているような気がします。ただ、あの時は世論が敏感に反応して内閣支持率が急落しました。
 今回はどうなるのか、注目されます。これほどに不祥事や問題発言が頻発することで、国民は「またか」と思ってうんざりしてしまい、不感症になる恐れもあります。
 しかし、たとえ何度も繰り返されてきたことであっても、そのたびにきちんと問題点を明らかにして厳しく批判することを続けなければ、政治はますます堕落して劣化することになるでしょう。

 この点では、国民の感性や政治を見る目が試されているということでもあります。有権者として、政治を監視してきちんとした批判を浴びせ、本来あるべき姿に矯正する能力があることを示すべきでしょう。
 第1次安倍内閣のときに発揮された批判力を回復し、あの時と同様に参院選で大敗させて安倍首相を退陣に追い込むことが、これからの課題になります。これこそが政治の劣化を防ぎ破たんに瀕している経済を立て直す唯一の道であり、その成否こそ政治決戦の年の帰趨を決することとなるにちがいありません。

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