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12月24日(木) 八王子市長選挙に向けて事実上の「第一声」 を挙げた [選挙]

 昨日、八王子市長選挙に向けての事実上の「第一声」を挙げました。南大沢では70人、八王子駅北口では200人の方が参加してくださいました。
 南大沢は、私が初めて八王子に足を踏み入れた思い出の地です。そこで市長選挙に向けての第一歩を踏み出したというわけで、感慨深いものがありました。

 あいにくの冷たい雨の中、1時間の間、じっと立って話を聞いていただきました。有難いことです。
 おいでいただいた方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 演説が終わってから、握手をしているとき、「私が分かりますか」と声をかけられました。最初は分かりませんでしたが、名乗られて初めて思い出しました。

 17軒しかない故郷・旧頚城村の集落「下米岡」で、1学年下の遊び友達だった女性です。ご主人も紹介されました。
 一緒に、わざわざ私の話を聞きに来てくれたというわけです。驚きました。
 同時に感激もし、励まされました。このような出会いがあるとは、考えてもいませんでしたから。

 なお、昨日行った街頭演説は、次の通りです。そのままというわけではありませんが、演説に備えて準備した予定原稿をアップさせていただきます。

 私は12月18日の記者会見で、1月24日実施の八王子市長選挙への出馬を表明しました。皆さんは驚かれたことだと思いますが、私としても青天の霹靂であり、びっくりポンであります。
 しかし、広範な市民からの要請を受け、それを受諾することを決断いたしました。政治学の講義で、選挙とは「出たい人より出したい人」を候補とするべきだと話してきた私としては、その「出したい人」が私だということであれば、拒むわけにはいきません。
 逃げてはならない、と思いました。出てくれと頼まれて逃げるのは、私の流儀でもありません。ひと肌もふた肌も脱いで、火中の栗を拾う覚悟です。

 私が立候補を決断した理由は、主に2つあります。その第一は、安倍暴走政治をストップさせたいということです。
 八王子は安倍首相の側近として知られる萩生田光一内閣官房副長官の地元です。石森市長はその子分ですから、落選させれば萩生田さんにとって大きな痛手となることでしょう。安倍首相にも一泡吹かせることができます。
 同じ1月17日告示、24日投票で沖縄の宜野湾市長選挙実施されますが、ぜひ西と東で勝利したい。それは、参院選に向けての跳躍台となるにちがいありません。
 今の日本は、平和と民主主義、立憲主義が危機に陥っている危急存亡の時です。このような時、日本が壊れていくのを座視しているわけにはいきません。
 「義を見てせざるは勇なきなり」という言葉があります。私の故郷・越後の英雄である上杉謙信は「義の人」でした。私もそうありたいと願っています。

 立候補を決断した第二の理由は八王子が「第二の故郷」だということです。その役に立ちたいという強い思いがあります。
 約30数年前、南大沢に引っ越してきました、その後、平山城址公園、北野、長房と移り住み、八王子での居住は故郷の新潟よりも長くなりました。
 職場であった大原社会問題研究所は法政大学多摩キャンパスにあり、そこは八王子市と町田市にまたがっています。母校の都立大学は「首都大学東京」と名前を変えて南大沢にやって来ました
 下の娘は北野で生まれ、八王子で育ちました。このような縁からしても、八王子のためにこれからの人生を捧げるのは「天命」であり、その「天命」に従いたいと考えた次第です。

 これからの選挙戦では、主として三つのことを訴えたいと思います。第一に、あらゆる「災い」から市民の平和、くらし、環境を守る市政への転換、第二に、「攻めと破壊のまちづくり」から、福祉と緑のまちづくりへの転換、第三に、トップダウンではなくボトムアップによる共同と対話の町づくりへの転換です。

 第一は、あらゆる「災い」から市民の平和、くらし、環境を守る市政への転換です。「防災都市」は石森市長も掲げていますが、これは自然災害だけを対象としたものです。しかし、命とくらしを脅かす「災い」は、それだけに限られません。
 戦争か平和かという問題も重要です。八王子空襲には多くの市民が巻き込まれた過去があります。テロの脅威も高まっています。市長として安保法制に反対するのは当然であり、その廃止を求めます。
 消費税10%では業者はやっていけません。営業とくらしを守るために再増税に反対するのも当然でしょう。偽りの軽減税率ではなく、10%への再増税を中止するべきです。
 TPPが結ばれれば安くていかがわしい食料品が流入してきます。小零細・兼業農家は壊滅し、農村のコミュニティは崩壊します。それを防ぐためには、農業振興だけでなく農家に対する支援が必要です。
 沖縄米軍基地も八王子の市民生活と無縁ではありません。近接する横田にオスプレイが訓練飛行でやってきます。沖縄に基地があるからこその飛来です。地元自治体が強く反対している辺野古新基地建設の強硬は、自治の破壊であり、地方自治体の首長としては見過ごすことのできない問題です。
 原発についても、もし事故が起きれば放射能は漂っきます。高濃度放射能廃棄物を処理する展望も示されていません。市民の安全を脅かす原発再稼動に反対し、再生エネルギーを中心とした循環型経済への転換を図っていきます。
 平和、安全、安心は市民生活の土台であり岩盤にほかなりません。ここに「杭」がとどかない市政は違法建築のマンションのようなものです。市民の力で取り払い、岩盤にガッチリとした「杭」を打ち込んで市政を立て直そうではありませんか。
 
 第二は「攻めと破壊のまちづくり」から、福祉と緑のまちづくりへの転換という問題です。石森市長は「攻めのまちづくり」をスローガンにしていますが、「攻め」は右肩上がりの時代のもので、開発行政主体のまちづくりは時代遅れです。
 経済社会環境は大きく変化し、少子・超高齢化が進んで「イケイケどんどん」という時代は終わりました。これからは「量の拡大」ではなく、「質の充実」が求められています。
 鉄とコンクリートの町づくりにおさらばしなければなりません。鳥も通わぬ緑も芽吹かない「石の森」を「五十の嵐」で吹き飛ばし、福祉と緑の町にかえようではありませんか。
 とはいえ、石森市政の全てを否定するわけではありません。市民のためになる施策を継承するのは当然のことです。
 問題は優先順位にあります。限られた財源をどう効果的に生かしていくかということが問われています。私は、子ども、若者、女性、お年寄りのために使いたい。弱者優先の市政に順位を変えていく。命とくらし優先の温かい市政にしていきたいと思っています。
 先日の新聞にティッシュの味は甘いという記事が出ていました。このようなティッシュの味が分かる子どもを八王子で生んではなりません。夏休みが終われば痩せる子供がいると言います。しかし、給食が十分に行き渡っていない八王子はずっと夏休みのようなものではありませんか。
 また、八王子の特徴を生かした町づくりということも必要です。八王子は首都東京の郊外にあり、都市型社会と農村型社会が入り混じっているという特徴があります。商業と農業の連携、緑を生かした環境整備などを通じて、生活しやすい、定住したくなるような住環境を生み出していくことも重要な課題だと思います。

 第三に、トップダウンではなくボトムアップによる対話と共同の町づくりへの転換です。どのような政策を掲げるかは重要ですが、それをどのように実行するかということも大切です。対話を通じた合意形成こそが、運営手法の基本とされなければなりません。
 自治には二つの面があります、団体自治と住民自治です。この両方を強めていくことが必要です。
八王子は中核市になりましたが、これは団体自治の強化という側面に当たります。こうして強められた自治体権限を、市民のために活用することが必要です。
 また、住民自治の強化のためにはボトムアップが重要になります。これからの市政には市民と共に街づくりを進めるという姿勢が求められます。
 もう一つ重要なのは、市内部でのボトムアップです。職員との共同と対話にも留意し、衆知を集めてより良い市政に転換していきたいと思います。八王子には潜在力があり多くの可能性があります。職員とともに、それを最大限発揮できるような環境づくりに力を尽くすつもりです。
 現職は何でも分かっていると勘違いしやすいものです。周りの声に十分耳を傾けないという弊害が生まれます。新人の私にとって、このような勘違いは無縁で周りの声に十分耳を傾けなければやっていけません。これが新人としてのメリットであり、強みだと思います。この「強み」を活かして対話と共同の町づくりを進めていく所存です。

 私の名前は仁と書きます。仁とは「人をいつくしむ心」のことであり、それは政治の目的でもあります。
 「仁の政治」を掲げ、安倍暴走政治のストップ、夢と希望に満ちた緑の学園都市・八王子を実現するために、皆さんと共に力を合わせて勝利をめざしたい。その決意を表明して出馬のごあいさつに代えさせていただきます。

 実際の演説は以下の通りですので、ご覧いただければ幸いです。予定原稿通りに話すのは、なかなか難しいものです。
 かなり変わってしまいました。端折ったところも多々あります。

五十嵐仁を囲む街角市民集会 2015.12.23
https://youtu.be/ux0omxxTiD8

https://twitter.com/I_hate_camp/status/679692882828111873


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