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12月10日(金) 共同の発展のために1人1人ができるところでできることをやるしかない [社会運動]

 「市民連合」の結成だそうです。安保法制(戦争法)反対の5団体と野党5党の代表との3回目の意見交換会で、市民団体から戦争法の廃止と立憲主義の回復を求める新しい共同の動きが提案されました。
 参院選での与野党逆転に向けて、市民連合を背景に1人区で候補者を立てるという構想です。熊本、石川、鳥取・島根で具体的な動きが始まっているといいます。

 戦争法は成立しましたが、その後も廃止に向けての運動が継続しています。このような形での共同の広がりは、戦争法案反対運動の成果にほかなりません。
 安倍暴走政治は国民の危機意識を強め、抵抗と抗議の声を高めました。安倍首相は図らずも「民主主義の目覚まし時計」を鳴らしたのです。
 目覚めた若者やママさん、研究者など、これまで政治社会運動とは無縁だった幅広い階層が目を覚まし、平和と立憲主義、民主主義を守る運動に立ち上がりました。60年安保闘争、70年安保闘争に続いて、今年は15年安保闘争として記憶されるにちがいありません。

 私は「反響の法則」が働くだろうと言ってきました。太鼓を弱く打てば小さな音が、強く打てば大きな音が響き渡るからです。
 戦争法の成立を目指した安倍首相は思い切り強く「太鼓」をたたき、そのためにこれまでにない大きな音が反響しました。戦争法案反対のたたかいを通じて、「反響の法則」は実証されたと言えるでしょう。
 その「反響」は今も続いています。その一つが戦争法の廃止を求める2000万署名運動であり、今回の「市民連合」結成の呼びかけでした。
 
 このような戦争法反対と安倍暴走政治阻止のたたかいは、私の「老後」生活にも大きな影響を与えています。大学を退職して現役を「リタイア」したはずなのに、現役時代と変わらない忙しさです。
 物を書いたり講演したり、安倍首相のお陰で思わぬ「商売繁盛」となりました。これも「反響」の一つであり、私もその響きの一つになったというわけです。
 これまでも例年、30回ほどの講演をしてきましたが、今年は倍の60回近くに達しました。週に1回以上、講演してきた勘定になります。

 昨日までの4日間、茅ヶ崎、八王子の横山南、川崎、甲府と連日の講演でした。まだ、今年中に3回の講演が残っています。
 たいてい、講演が終わると質疑の時間があり、そこで「戦争法廃止の国民連合政府」について質問されることもあります。「どの程度、実現する可能性がありますか」と……。
 私は答えます。「問題は、実現するかどうかではなく、実現させるかどうかだ」と……。

 連合政府の実現が、そう簡単な課題ではないということは明らかです。多くの困難があるでしょうし、実現できないかもしれません。
 しかし、私は問いたい。「実現の可能性が低ければ、諦めてしまうのですか」と。「どんなに低くても、少しでも可能性があれば、それに賭けるしかないでしょう」と……。
 いかに実現不可能だと思われても、どんなに困難に見えても、それに挑戦し突破することでしか現状は打開できません。結果を恐れず、果敢に挑戦することによってはじめて、歴史を変えることができるのです。

 ただし、果敢な挑戦とは言っても、それぞれの人にはそれぞれの事情があり、条件や環境は異なっています。1人1人がおかれた条件の下で、できるところでできることをやればよいのです。
 それでは、一体、私に何ができるのだろうかと自問してきました。そして、私もまた、私にしかできないことをやろうと決意を固めています。
 戦争法廃止に向けての共同の発展と立憲主義の回復のために……

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