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2月25日(火) いつのまにか63歳になってしまった [日常]

 いつのまにか63歳になってしまいました。昨日が誕生日だったからです。

 長い年月がかかりました。この年に辿り着くまで、63年もかかったのですから……。
 フェイスブックなどでお祝いのメッセージを送って下さった方もおられました。この場を借りて、お礼申しあげます。
 でも、この年になると、めでたいのかどうか。だんだんと、あの世が近づいてくるような気がしないでもありません。

 今年の誕生日は、大学に在籍する現役最後の年になりました。まもなく、退職することになっているからです。
 法政大学の定年は65歳で、教授会(研究所の場合は運営委員会)で認められれば1年ずつ70歳まで延長できます。しかし、私は2年早く退職することを選択しました。
 もっとも大きな理由は、これ以上、目に負担をかけたくないということです。20歳の時に右目を失明し、左目しか残されていないのですから……。

 その片方の眼で、これまで沢山の書籍や資料を読み、論攷を書き続け、講演などで話をしてきました。右の方は良く見えないので、どうしても視野が左に偏ってしまう、などと冗談を言いながら……。
 これからは目に対する負担を軽減しつつ、できるだけ長持ちさせたいと思っています。もっともっと世の中の「美しいもの」を沢山見たいと思っていますので……。
 もちろん、ランク&ファイル(一兵卒)のアクティビスト(活動家)として、社会の役に立ちたいとも考えています。そのための時間は、今まで以上に利用可能になるでしょうから……。

 63年間も生きていれば、いろいろなものを見、経験してくるものです。その見聞や経験からしても、今日の政治や社会はまことに異常だと言わざるを得ません。
 つい最近も、『アンネの日記』関連の書籍が大量に破損されるという事件が起きました。新聞紙上には、「これで戦争ができる」と言わんばかりの政策的な見直しが目白押しです。
 これほど政治的な魑魅朦朧が跋扈し、社会の空気がキナ臭くなったことは今までありませんでした。これらの魑魅朦朧退治にこれからの人生を捧げたい、スッキリと「日本を掃除」して次の世代に手渡すに足る平和で豊かな社会にしてから、この世を去りたいと思っています。

 なお、研究所に、西谷敏・五十嵐仁・和田肇・田端博邦・野田進・萬井隆令・脇田滋・深谷信夫『日本の雇用が危ない―安倍政権『労働規制緩和』批判』(旬報社)という新著の見本が送られてきました。これから店頭に並ぶと思います。
 副題にあるとおり、安倍政権が進めようとしている「労働規制緩和」に対する批判で、私は「第2次安倍内閣がめざす労働の規制緩和」という論攷を書いています。多くの方に、利用していただければ幸いです。
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