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3月15日(水) 稲田防衛大臣の実の父親は森友学園の籠池理事長の知人だった [スキャンダル]

 稲田防衛相の国会での虚偽答弁が批判を浴びています。森友学園の籠池理事長から法律相談を受けたり裁判を担当したりしたことはないと断定していたのに、裁判資料を突きつけられ、一転して森友学園が起こした民事訴訟の口頭弁論に原告側代理人弁護士として出廷していたことを認め、前言を撤回して謝罪したからです。
 また、政治献金を受けたことはないというのも嘘でした。資金管理 団体が2007年、森友学園の籠池泰典理事長夫妻から1万2000円の寄付を受けてい た事実を示され、これを認めたからです。

 稲田さんは顧問弁護士だったことや裁判を担当したこと、献金を受けたことなどを否定し続け、10年前からは会ったこともないと籠池さんとの関係断絶を示唆してきました。このように、ことさら籠池さんとの関係を否定しようとしていたのは何かあるからではないか、と誰もが不審に思ったことでしょう。
 そうです。何かあるからなのです。
 その何かというのは、稲田さんの実の父親と籠池さんとの関係だったのではないでしょうか。このことを知られれば、稲田さんはこれまで考えられていた以上に籠池さんと深いかかわりがあったということが分かってしまうからです。

 稲田さんの実の父親は椿原康夫さんと言って関西の草の根保守運動では有名人だったようです。インタビューされている映像がユーチューブにアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=SKCP-tmbmWY&feature=youtu.be
 「チャンネル桜」では最初に「このたび発足した『頑張れ日本全国行動委員会・京都』の代表を引き受けてくださった氏に、発足までの経緯や、草の根保守活動についてお聞きするとともに、ご息女である稲田朋美議員への教育方針や人柄などについてもお聞きしていきます」と紹介されています。この椿原さんについて、『週刊文春』3月16日号の記事で「籠池理事長は、小誌の2月13日のインタビューで、『(稲田氏の父である)椿原(泰夫)先生とは親しくさせていただきました』と話しており、稲田氏と森友学園との関係が改めて注目を集めそうだ」との記述があります。
 また、「稲田氏が衆院議員になる前の2003年ごろ、学園が運営する保育園が、乗っ取りにあいました。その時、学園側の弁護人だったのが龍示氏でした。私は龍示氏から『弁護士にならないか?』と言われ、『そんな頭ないからいいです』と答えたことを覚えています」という籠池さんの息子さんの証言も掲載されています。さらに、テレビ東京の「ゆうがたサテライト」では、「稲田大臣とは父親の代からの付き合い」 「教育関係の人間ですから、お嬢さん(稲田大臣)より、椿原泰夫先生(稲田大臣の父)の方が昵懇。ある時期までは」という籠池さんの映像が流されていました。
 つまり、稲田さんのお父さんと籠池さんとは「親しく」していた関係であり、稲田さんも籠池夫妻とずっと以前からの知り合いだったのです。夫の龍示さんを含めて家族ぐるみの付き合いをしていたということでしょう。

 それを今さら、汚いものを振り払うようにして無関係を装っているわけです。そこから無理が生じたのが、一連の嘘の背景だったのではないでしょうか。
 そもそも、稲田さんが「百人切り」裁判などにかかわったきっかけはこの父である椿原さんの人脈によるものだったようですし、安倍さんに見いだされて議員になるきっかけはこの裁判の弁護人として講演を行ったことだったと言われています。いわば、お父さんとの縁がなければ議員になっていなかったということでしょう。
 また、先の「チャンネル桜」の映像でも、「この親にしてこの子あり」「どんな教育をしたんだろう」と言われているように、お父さんから右翼思想を叩き込まれて育ったのが稲田さんでした。お父さんは昨年亡くなっていますが、元高校教諭・校長で日教組のメンバーと激しく対立してきた方ですし、晩年は生長の家の「頑張れ日本全国行動委員会」の京都本部代表をされていました。この父親の薫陶の下、塚本幼稚園で行われたような「愛国教育」を受けて人格を形成し、成長してきたのが稲田さんだったのです。

 このような背景からすれば、稲田夫妻が籠池さんに依頼されて顧問弁護士をしていたことも、裁判に出廷していたことも、何回も会っていたことも、政治献金を受けていたことも、防衛相として感謝状を出していたことも、全て当然のことだったのです。それを今になって、手のひらを返したように否定し、証拠を突きつけられて渋々認めるという醜態を演じています。
 このような人物が防衛大臣にふさわしくないこと、その資質を完全に欠いていることは明らかではありませんか。すでに、南スーダンPKOの日報隠蔽の責任を問われて辞任要求が出され、教育勅語の容認という点でも強い批判を浴びています。
 イエローカードを2枚出されていることろに、今回またレッドカードを出されたようなものです。これ以上の居座りは許されず、稲田防衛相が大臣の椅子を防衛するのは困難になっていると言うべきでしょう。

 ところが、これまで稲田さんをかわいがり優遇してきた安倍首相は、この期に及んでもまだ責任を取らせようとしていません。稲田さんを安倍首相がかばえばかばうほど、首相のダメージが大きくなるということが分かっているのでしょうか。
 籠池さんなどの参考人招致を拒んで稲田さんの居座りを許している自民党や安倍首相の対応を見て、マスメディアや野党は内心でニンマリしていることでしょう。解明が遅れて問題が長引けば長引くほど国民の怒りと関心は高まり、安倍政権に対する攻撃材料としての使用価値も大きくなるのですから……。
 こうして、安倍首相は大きなジレンマに直面することになりました。稲田さんを守っても首を取っても安倍政権に対するダメージは避けられず、グズグズすればするほど解決の道は遠ざかってしまうのですから……。

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