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10月6日(木) 衆院補選での野党共闘を歓迎し統一候補の当選を願う [選挙]

 やっと、実現しました。衆院補選での野党共闘です。
 民進・共産・社民・生活の野党4党は昨日幹事長・書記局長会談を開き、衆院東京10区と福岡6区の補選で共産党が候補を取り下げて民進党の公認候補に一本化することで合意しました。この合意を歓迎し、野党統一候補となった民進党公認候補の当選を呼びかけたいと思います。

 ただし、いくつかの問題があります。一つは、政策合意について口頭で確認しただけで文書での協定が結ばれなかったことです。
 もう一つの問題は、他党からの推薦を受けないことになったことです。これについて、『毎日新聞』は「共産の事実上の支援を受けても、独自候補をアピールしたい民進が『共産推薦』の看板は拒否した形だ」と解説しています。
 しかし、本来であれば、きちんと政策協定を結ぶべきだったでしょう。また、他の野3党からの推薦を受けて、統一候補として全力で闘えるようにするべきだったでしょう。

 そうならなかったのは、他の野党支持者の票は欲しいけれど、さりとて民進党としての独自性もなくしたくないという思惑があったからです。何という手前勝手で虫の良い対応なのかと言いたくなります。
 民進党の野田幹事長は5月の4党党首会談で合意された安保関連法の廃止などを引き続き目指す考えを示したものの「民進党の理念、政策をしっかり打ち出していく」と述べたそうです。文書で政策協定を結べば、それがやりにくくなるとでも思ったのでしょうか。
 また、共産党の小池書記局長は民進党の候補について「野党の統一候補だ」と強調したそうですが、当の野田幹事長は「どういう解釈で応援していただくかは各党の立場による」と述べるにとどめました。ここでも民進党の腰の引けた対応が際立っています。

 しかし、不十分な形であるとはいえ参院選の1人区に続いて「野党の統一候補」が実現し、市民と野党4党の共闘が可能になったわけですから、全力で統一候補の当選を目指していただきたいと思います。その条件は十分にあります。
 東京10区での自民党公認で出馬する若狭勝衆院議員は党都連が豊島・練馬両区議計7人に離党勧告を行い除名も検討していることに対して「著しくバランスを欠く」と批判し、もしこれらの区議が除名された場合、補選に当選しても自民党を離党する考えを示しています。若狭さん自身も都知事選で自民党推薦ではなかった小池さんを支援し、二階俊博幹事長から口頭で厳重注意されるなど、自民党内部はギクシャクしています。
 他方、福岡6区でも、自民党福岡県連会長の長男で参院議員秘書の蔵内謙さんと鳩山邦夫さんの次男で前福岡県大川市長の鳩山二郎さんのいずれも公認せず、候補者一本化の調整を断念しました。自民党は当選した方を追加公認する方針ですが、保守分裂選挙となることは避けられません。

 野党の側は統一して候補を立てるのに、与党の側は内部がギクシャクしていたり、分裂していたりという弱みを持っています。チャンスではありませんか。
 ぜひ、このチャンスを生かしていただきたいものです。参院選で示された市民と野党との共闘の威力を補選でも再現することができれば、腰の引けている民進党に活を入れ、来る衆院選での野党共闘実現に大きな弾みをつけることは間違いないのですから。

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