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6月29日(水) 軽い気持ちで投票し「こんなはずではなかった」と後悔しても遅い [国際]

 これは参院選での投票のことではありません。それはこれからですから、まだ間に合います。
 イギリスの欧州連合(EU)からの離脱を決めた国民投票のことです。軽い気持ちで「離脱」に賛成票を投じたものの、その衝撃の大きさから「こんなはずではなかった」と今頃になってから後悔している人が多いのだそうです。

 国民投票の結果が明らかになってから、世界中で混乱が広がりました。離脱の手続きはこれから2年間かかるのだそうです。
 しかし、それをどのようにやるのか、具体的な方法や手続きなどは明確ではありません。何しろ、初めてのことなので「前例」など存在していないのですから。
 その間、どのような問題が生じ、それをどのように解決するのか、その影響がどの範囲にどのように広がっていくのか。これからの世界は不確実性と未知の領域に入っていくことになります。

 このような多くの問題に直面して、離脱という結果を決めたイギリス国民が戸惑いを強めているといいます。ソーシャルメディアなどには「離脱への投票を後悔している」という書き込みがあふれ、国民投票のやり直しを求める署名も350万人を突破しました。
 「残留派が勝利すると思って何も考えずに軽い気持ちで離脱派に票を投じた。(国債株価が急落するなど)大騒動になったことを憂慮している」などの投稿がウェッブサイトなどに寄せられ、ある世論調査では離脱投票者の7%が「離脱に入れなければよかった」と悔いているそうです。「軽い気持ち」での投票がどれほど重い結果をもたらすか、参院選での投票を控えている私たちにとっても教訓的です。
 株価の下落など経済への影響が一気に表面化したため、イギリス国民が危機感を強めているからでしょう。選管に「自分の投票先を変えられないか」との問い合わせが多数寄せられているそうです。

 さらに、指導者が虚偽のPRをしていたことが判明したことも離脱支持者の不信感を募らせています。英国独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首は英国がEU加盟国として支払っている拠出金の額についてテレビ番組であっさりと間違いを認めました。
 また、離脱派はEU加盟国からの移民制限を主張していましたが、離脱派のダニエル・ハナン欧州議会議員もテレビ番組で、「移民がゼロになるわけではなく、少しだけ管理できるようになる」と「下方修正」したそうです。さすがに、「以前の約束とは異なる新しい判断だ」とは言わなかったようですが、嘘をついて国民を騙したという点では、安倍首相と変わりません。
 騙されているとも知らず、「軽い気持ち」で投票した結果が、現在の混乱です。後になってから「しまった」と言ってみても取り返しがつきません。

 このようなイギリス国民が味わっている後悔を、日本国民も味わうことになるのでしょうか。安倍首相は経済政策を前面に出して、「改憲隠し選挙」に徹していますから。
 アベノミクスという甘い言葉に騙され、「軽い気持ち」で投票した結果、憲法を変えられてから「しまった」と言ってみても取り返しがつきません。安倍さんにならって、私もこう言いたいと思います。
 「気を付けよう、甘い言葉と安倍首相」


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